繊細な亜米利加風露
- 2021/05/13
- 21:00
高校の体育館の西側の空き地にアメリカフウロ(亜米利加風露)の花が咲いていました。
名前の通り、アメリカからやって来た帰化植物です。
在来種でいうとゲンノショウコに近い仲間です。
花もよく似ていて、直径1cmくらいの可愛らしい花です。
葉っぱが特徴的です。基本は円形なのですが、深い切れ込みが入り5つに裂けています。
これにさらに裂け目が入り、繊細な感じ。
花びらと同じように雄しべの葯もピンク色です。
雄しべは10本あるはずですが、きちんとそろっているのをなかなか見つけられません。
雄性先熟のようで、花粉を放出した雄しべは簡単にとれてしまうみたいです。
雌しべが成熟すると、柱頭が5つに裂けます。
この頃、雄しべはほとんど失われています。
花の後方に見えるのは果実です。この果実が面白い変化を見せます。
それについては、また後日。
1日1回、↓ポチッとお願いします。大変励みになっています。
このブログの写真の無断使用をお断りします。
スポンサーサイト