松葉雲蘭の作戦
- 2021/05/12
- 21:00
高校の前庭で、マツバウンラン(松葉雲蘭)の花が風に揺れています。


可愛い花ですが、北米原産の帰化植物です。
以前は見かけなかった花です。最近、あちこちに群生しているのを見かけます。
校内には3年前に初めて侵入してきて、年々その数を増やしています。
ニガナを背景に撮ってみました。
高さ40cm程度で、細い茎の上のほうに青紫色の花をつけます。
葉っぱは茎の下のほうにちょこっとついているだけです。
しかも、細くて数も少なく、これで十分な光合成ができるのかなと思います。
しかし、これがマツバウンランの作戦です。
松葉のような細い葉っぱのほうが乾燥に耐えられるのです。
他の植物の生えない日当たりの良いところで、効率よく光合成ができるというわけです。
他の植物が生育すれば、マツバウンランは生きていけません。
しかし、庭を草ぼうぼうにしておくわけにもいきません。
そこで草取りをすれば、それがマツバウンランの生存に有利にはたらきます。
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