羅生門の青鬼か
- 2021/04/28
- 21:00
芥川龍之介の「羅生門」。高校時代に教科書で読みました。
生きるためのエゴについて考えさせる作品で、高校生にはインパクトの強い内容です。
「下人の行方は、誰も知らない」・・・なんて、カッコいい終わり方をします。
さて、↓こちらは、ラショウモンカズラ(羅生門葛)。
イチリンソウ(一輪草)と一緒に林の縁に咲いていました。
「羅生門」の薄気味の悪いイメージには似合わない綺麗な花です。
頼光四天王の筆頭・渡辺綱(わたなべのつな)が羅城門(羅生門)で鬼退治。
花を横から見た姿を、その鬼の切り落とされた腕に見立てたということです。
想像力が逞し過ぎてついていけません。
ポリネーターはハナバチの仲間だと思います。
唇形の花の下唇には長い毛があって、ハチがとまりやすくなっています。
上唇の内側に雄しべと雌しべがあって、ハチの頭や背中に触れるようになっています。
ハエが1匹やって来ました。
花の中に潜るわけでもなく、ただ休憩しているだけのようです。しばらくして飛び立ちました。
ハエの行方は、誰も知らない^^
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