控えめな宝鐸草
- 2021/04/27
- 21:00
先日まで、トキワイカリソウの花を咲かせていたところです。
ここに覆いかぶさるようにホウチャクソウ(宝鐸草)が伸びてきました。
「鐸」というのは青銅器の楽器のことなんだそうです。大型の鈴のようなものです。
これが仏堂や塔の軒下に飾りとしてぶら下げられているのが宝鐸(ほうちゃく)です。
風鐸(ふうたく)とも呼ばれます。
柏原八幡宮(兵庫県丹波市柏原町柏原)の三重塔と宝鐸(右)
この宝鐸とよく似ているというところからホウチャクソウ。
確かによく似ています。
花はこれ以上開くことはありません。雄しべ・雌しべは花の中に隠れていて、外から見えません。
なんと控えめな花でしょう。日陰でそっと咲いています。
花びら6枚。筒状になっていますが、1枚ずつばらばらで合着しているわけではありません。
咲き始めの頃は花びらが緑色なのですが、だんだん白くなってきます。
でも、先端部分は緑色のまま。緑色から白色へのグラデーションが綺麗です。
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