近くの高校の中庭に植えられているゲッケイジュ(月桂樹)に花が咲いています。
ゲッケイジュはギリシャ神話では聖なる植物。勝利と栄光のシンボルです。
月桂樹の枝や葉っぱでつくった冠が月桂冠。マラソンの優勝者に贈られます。

オリーブ、コルクガシなどとともに、地中海沿岸の硬葉樹林の代表的な植物です。
葉っぱを乾燥させたものが煮込み料理に使うローリエ。
雌雄異株で、日本には雄株が多いようです。
挿し木でふえるし、使うのは葉っぱだから種子がなくても困らないみたいです。
黄白色の小さな花がまとまってつきます。雄株なので雄花だらけです。
たくさんの花がつきますが、同時に咲くのではなくて、まだつぼみもあります。
葯がまだ黄色い若い花もあるし、葯が褐色に変わってしまったものもあります。
花びらは4枚、雄しべは12本のものが多いようです。10本のもの、14本のものもありました。
せっかく咲いてくれているのですが、まわりに雌花がありません。
ゲッケイジュにとっては、ここは男子校^^
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