人の言葉を喋るウグイスが登場する「鶯のほろ酔い」という古い小噺があります。
ウグイスが「酒を呑みたい」というので、飼い主が呑ませます。
ほろ酔いになったウグイスは「酔っぱらったので今度は白湯を飲みたい」。
酒を燗をした湯を飲ませると、「熱ッ!」と縁側の手水鉢のところへ飛んで行きます。
飼い主が「これこれ、どこへ行く」というと、ウグイスが
「あんまり熱いので、ウメに行きます」。
こちらはほろ酔いどころか、シャキッとしたいい声で鳴くウグイスです。
「声はすれども姿が見えず」ということが多いウグイスの姿が見えました。
キョキョキョキョ…ケキョケキョケキョというウグイスの谷渡りがあたりに響きます。
あわててカメラを構えて1枚撮りましたが、すぐに飛び立ってしまいました。
しかし、すぐ近くの別の木の上で、今度はホーホケキョとさえずります。
このあたりを縄張りにしているオスが縄張り宣言をしているのでしょう。
「ホー」という声は息を吸うときに出し、「ホケキョ」という声は息を吐くときに出すのだそうです。
ウグイスになった気分でやってみてください^^
正面から見る顔が凛々しい。
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