おまき桜
- 2021/04/03
- 21:00
サクラの中でも特に巨木が多いのがエドヒガン(江戸彼岸)。

兵庫県内で最大と言われる「おまき桜」もエドヒガンです。
豊岡市竹野町椒(はじかみ)の㯮椒(ほそき)神社の境内にあります。
4月1日撮影
「お」というのは麻のことだそうです。
麻の種子を蒔く時期の目安にされていて、この桜が満開になると種蒔きをしたのだそうです。
昔の人々は自然からの情報をうまく利用して生活をしていたんですね。
人々の暮らしと密接に結びついてきたということで県の郷土記念物に指定されています。

エドヒガンは3月下旬のお彼岸の頃に咲くことからの命名です。
けれど、標高の高いこの地域では4月中旬に咲くのがふつうだったようです。
それが今年は3月末に満開で、4月はじめにはもう散り始めています。
主幹が折れて2つに裂けたようになっていますが、今年も立派に花を咲かせてくれました。
「但馬の巨木百選」によると、幹周り7.1m、樹高15m。樹齢は推定500年だそうです。
所在地:兵庫県豊岡市竹野町椒、㯮椒神社の境内
アクセス:近畿豊岡自動車道の日高神鍋高原ICから県道712号を竹野方面へ18.5km。車で26分。
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