古生代石炭紀の風景
- 2021/03/21
- 21:00
ツクシ(土筆)があちこちで顔を出し始めました。
2月12日のブログ「土筆、顔を出す」で紹介したのは特別早い場所で、ふつうは今頃です。
青空に伸びる土手のツクシ。気持ち良さそうです。
ツクシはスギナ(杉菜)の胞子茎。つまり子孫をつくるための茎です。
緑色のスギナは栄養茎。光合成をするための茎です。
胞子茎と栄養茎は地下茎でつながっています。
古生代石炭紀、シダ植物トクサ科の植物が湿地に大森林をつくっていました。
現生のトクサ科でいちばん小さいのがスギナですが、この仲間が繁栄していたのです。
高さ20~30mの森林だったと考えられています。
それがイメージしやすいように、下から見上げるように撮ってみました。
シダ植物の大森林の林床を、陸上に進出した両生類が這いまわっていました。
そして、森林の中に巨大なトンボなどの昆虫が飛んでいました。
ツクシを下から眺めていると、約3億年前の風景が想像できます^^♪
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