今年も、朝来市佐嚢のミツマタ(三椏)群落を見てきました。
ほぼ満開の状態です。昨年より少し早いように思います。
神子畑選鉱場跡へ向かう道路脇のスギ林の一面をミツマタが埋め尽くしています。
なかなか幻想的な光景ですが、シカが食べないので増えているようです。
但馬の北のほうではアセビが、南のほうではミツマタが増えていると聞きます。
いずれもシカが嫌う植物です。
アセビは有毒のためですが、ミツマタは有毒ではないと思いますが、なぜ食べないのでしょう。
繊維が多いからでしょうか。それとも、何かシカが嫌がる成分を含んでいるのでしょうか。
もし、何らかの成分が原因なら、それを抽出して畑にシカを寄せつけない対策に使えるかもしれません。
ミツマタの花の多くは下向きに咲きます。↑下から青空を背景にして。
↓横から白梅を背景にして。春らしい色になりました。
ミツマタはジンチョウゲ(沈丁花)の仲間です。
花の形もよく似ていますし、枝が3つに分かれるところも同じです。
ミツマタは紙幣の原料として利用されます。
…ということは、シカはお札を食べないのでしょうか?
試してみようとは思いませんが…^^
1日1回、↓ポチッとお願いします。大変励みになっています。
- 関連記事
-
スポンサーサイト