春の妖精たち2021・その5
- 2021/03/16
- 21:00
丹波篠山市本郷の松隣寺に立ち寄ってみました。
このところ1週間ごとにお邪魔しています。
セリバオウレン(芹葉黄蓮)の姿がほとんど見えなくなくなっていました。
代わりに、先週は見られなかったショウジョウバカマ(猩々袴)が現れていました。
↑ショウジョウバカマのつぼみです。
バイカオウレン(梅花黄蓮)とのスプリング・エフェメラルのコラボです
花の色が赤いので猩々(しょうじょう)という命名ですが、ここには赤いものは見当たりません。
多くが紫色か淡い紫色です。
ロゼット状に地面に広げた葉っぱの様子から袴(はかま)を連想したのでしょう。
↑こちらはちょっと珍しい白色のショウジョウバカマ。葯は濃い紫色です。
ショウジョウバカマは雌性期から雄性期へと変化します。
開花した直後は、雌しべが飛び出した状態の雌性期です。
その後、雄しべが長く伸びてきて、雄性期に入るというのがふつうです。
しかし、雄しべが伸びきらないうちに、早くも花粉を放出している花もありました。
慌てん坊のショウジョウバカマです。
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