節分草は虫媒花
- 2021/02/15
- 21:00
今朝から雨。よく降ります。
きのう、穏やかな日差しのもと、丹波市青垣町で撮ったセツブンソウ(節分草)です。
遠阪地区と森地区の2か所の自生地を訪ねました。
温かい日が続いたので、一気に開花しています。
群落の花たちがみんなお日さまの方を向いて咲いています。
1週間前のブログでも紹介しましたが、花びらのように見えるのはガクです。
これが5枚というのがふつうです。ところが…
ときどき6枚のものがあります。
中には8枚のものもあるようですが、僕はまだ見たことがありません。
見たことがないと言えば、セツブンソウに来る昆虫もあまり見たことがありません。
昨年、やっとミツバチが来ているところを見たくらいです。
黄色いのは花びらの先にある蜜腺です。
この蜜で昆虫を誘っているはずですから、昆虫が来るまでじっと待つことにしました。
さほど待つことなく、運よくフタホシヒラタアブが来てくれました。
毎年、セツブンソウを撮っていますが、アブがやって来たところを撮れたのは初めてです。
脚は花粉だらけになっています。蜜ではなく花粉を食べているようです。
別の場所で、種類はわかりませんがハエの仲間のようです。
こちらは明らかに蜜を舐めていました。
セツブンソウはやはり虫媒花ですね。自家受粉もするのかもしれませんが。
この季節でも少し温かい日はアブやハエが活動します。
他の花が咲く前に花を咲かせ、アブやハエを招こうというセツブンソウの作戦なのでしょう。
そのアブやハエを狙ってクモも待ち構えています。
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