紅葉の小毛氈苔
- 2021/01/23
- 21:00
朝から雨で、カメラを持って出るのが億劫になってます。
そこで、ちょっと前に加西のフラワーセンターの温室で撮影させてもらった植物の写真です。
食虫植物のコモウセンゴケ(小毛氈苔)です。こんなに赤いんだ!って驚きました。


夏には緑色をしていますが、冬には紅葉して綺麗な赤色になるんですね。
文字通り緋毛氈(ひもうせん)のようです。
葉っぱはしゃもじのような形をしていて、腺毛がたくさん生えていて粘液を出しています。
紅葉といっても、葉っぱの本体ではなくて、腺毛が赤くなっているんです。
腺毛の先の粘液で昆虫を捕らえます。捕らえると腺毛がゆっくり動き、昆虫を包み込んでいきます。
そして、消化酵素を分泌し、葉っぱの表面で消化して、栄養分を葉っぱの内側へ吸収します。
昆虫にとっては地獄絵図です。
コケという名がついていますが、種子植物です。つまり、花が咲きます。
今度は夏に、コモウセンゴケの花を撮りに行きたいと思います。
地獄絵図には似合わないピンクの可愛い花を咲かせるはずです。
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