人里の小鴨
- 2021/01/05
- 21:00
篠山城の南濠のコガモ(小鴨)です。
コガモは日本で見られるカモ類の中では最小です。
それだけに臆病で、近づくとすぐに逃げてしまうことが多いのですが、ここでは結構近づけます。
コガモの立場からいえば、ヒトはよく見かける生きものだし、ヒトに対して恐い思いをしたことがないからでしょう。
また、人通りがあるから猛禽類の攻撃を受けにくいという効果もあるのでしょう。
我々が知らないうちに、コガモに安心感を与えているのだと思うと嬉しくなります。
↑こちらは雌です。少し離れていましたが、もうすでにカップルになっているようです。
コガモは10月頃やって来て、繁殖地に向かうのは4月頃。けっこう長く滞在しています。
雄のチョコレート色の頭部と目の周りの緑色が目立ちます。
でも、僕のお気に入りは、背と脇の白黒の波状斑です。
遠くから見ると一面灰色に見えますが、近寄って見るととっても美しい細かい模様です。
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