シダーローズ
- 2020/12/03
- 21:00
近くの高校のグランド脇にヒマラヤスギが1本立っています。
原産地は、ヒマラヤ山脈の2000mとか2500mというような高地です。

その枝に大きな松ぼっくり(球果)が上向きについています。

ヒマラヤスギの場合、樹齢30年以上でないと松ぼっくりはできないのだそうです。
でも、スギに松ぼっくりってヘンですね。
実は、ヒマラヤスギという名前ですが、スギではなくてマツの仲間です。
だから、松ぼっくりでいいのです。
ふつうの松ぼっくりよりもかなり大きいです。長さは10cm以上あります。
この松ぼっくり、雌花が開花してから2年間、枝の上で時間をかけて成熟していきます。
いまの時期、成熟した松ぼっくりの種子を含む種鱗の部分がバラバラになって落ちてきます。
↑これが落ちてきた種子と種鱗です。種鱗1つに種子が2個ついています。
種子に翼をつけて風に乗って飛んでいくための構造なのでしょう。
でも、ヒマラヤスギの真下にたくさん落ちていました^^
松ぼっくりの先端部分は、バラバラにならないでかたまりになって落ちます。
これがバラのように見えるので、シダーローズ。クリスマスリースなどに利用されます。
隣のイチョウの落ち葉の上に転がっていました。
シダーローズを拾うなら、いまです。
1日1回、↓ポチッとお願いします。大変励みになっています。
このブログの写真の無断使用をお断りします。
- 関連記事
-
-
毎年同じ黄葉 2021/11/25
-
クリスマス・ツリーの欧州唐檜 2020/12/19
-
シダーローズ 2020/12/03
-
紅葉巡り2020・その13 2020/11/24
-
紅葉巡り2020・その6 2020/11/16
-
スポンサーサイト