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紅葉を背景に

雰囲気をフインキと発音している人がいます。
相手が子どもなら「おいおい、フンイキだよ」と言うのですが、大人だと指摘しにくいです。
手持ち無沙汰をテモチブタサと言う人もいます。テモチブサタですよ。
こういう音の並びが入れ替わってしまうことを、音位転換というのだそうです。

IMG_0447.jpg

秋葉原もこの類いです。
本来は秋葉(あきば)の原っぱですからアキバハラだったと思います。
それが音位転換でアキハバラになって、駅名はアキハバラです。
AKBはアキバです。もうどっちが本来かわからなくなっています。

IMG_0443.jpg

サザンカも漢字では山茶花と書きますから、本来はサンサカのはずです。
それが音位転換で「サンサカ→ササンカ→サザンカ」に変化したのでしょう。
「サンサカ→サンザカ→サザンカ」かもしれません。
いずれにしても、もはやサンサカと言う人はいなくて、サザンカが正しいことになりました。
言葉の変化って面白いですね。

IMG_0442.jpg

紅葉を背景にしてサンサカを撮ってみました^^

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コメント

Re: 面白いですね。

> yokoblueplanetさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。英語にもそういう変化があるんですね。
また、英語にも疑問形のような話し言葉があるんですね。疑問文でもないの語尾を上げられると、聞いていて何だかムズムズしてきます。
確かに、フインキと入力すると雰囲気が出てきました。ただ、後ろに「ふんいきの誤り」と指摘してありました。

面白いですね。

こんにちは。
面白い言葉の変化ですね。雰囲気は、囲碁の「い」の音から派生している変化でしょうか?「ふいんき」と入力すると「雰囲気」が出てきます。
最近のものだと、もしかすると、コンピューターの漢字変換の仕業かも?とも想像しますが、英語でも "its"と"it's"などの混同が頻発しています。
これは一例ですが、学生の論文などにもかなり頻繁に出てきます。また発音で言えば、"especially"とかに何故か"xpecially"のような"k"の音が入ったするケースが一時かなり増えました。
最近の話し言葉で顕著なのは、普通、質問に使われる文の最後の抑揚⤴︎が、TVなどの若い批評家の間で頻繁に聞かれます。
これからどう言う変化を経て行くのか、興味津々ですが、コンピューターの文字変換の影響が強くなるかも知れませんね。そして変化も加速される可能性もありそうです。

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丹馬

Author:丹馬
落語と授業の合い間に生き物を中心とした写真を撮っています。
兵庫県の北部・中部がおもなフィールドです。

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