高野箒と踊蠅
- 2020/11/09
- 21:00
いつものウォーキングコースでコウヤボウキ(高野箒)の花が咲いているのを見つけました。
花期は9~10月のはずですが、いまが盛りのようです。つぼみも見られました。
ふつう陽当たりのいいところに生えるのですが、日陰のために花期が遅くなったみたいです。
キク科には珍しく草ではなく木。低木です。今年の枝の先に花を咲かせます。
10数個の筒状花が集まっています。
先端がクルクルッと巻いたリボンのようになっているのが花びら。1つの花に5枚あります。
雄しべは筒状に集まっていて、その中心から雌しべが伸びてきます。
雌しべの先端の柱頭が2つに分かれています。
コウヤボウキの花を撮っていたら、いきなり珍客がやって来ました。
赤い複眼が頭部の大部分を占めています。
オドリバエ(踊蠅)の仲間だと思います。この仲間は専門家でないとよくわかりません。
まだ名前が付いていない種もたくさんあるようです。
ハエという名前が付いていますが、捕食性のアブに近い仲間です。
だから、花にやって来たのは、花粉や蜜が目的ではないようです。
花の奥をあちこち調べ回って、餌となる昆虫を探しているようです。
しばらく探し回っていましたが、何も得られず、やがてどこかへ飛び去って行きました^^
きのうの問題の答え・・・盲斑は視神経が貫いており視細胞が存在しないため、光を受容できない。
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