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羽団扇楓の黄葉

天狗が登場する落語に「天狗裁き」があります。
この天狗、大天狗さんが持っているのが羽団扇です。
江戸落語には「羽団扇」という、途中まで「天狗裁き」と同じような噺もあります。
これさえあれば空を飛べるし、変身もできるし、火を操ることもできます。
その羽団扇に似ているというので、ハウチワカエデ(羽団扇楓)。
日本のカエデの仲間の中で最大の葉っぱです。

IMG_9261.jpg

養父市大屋町の横行渓谷のハウチワカエデです。
緑色→黄緑色→黄色→橙色→赤色と変化していきますが、葉っぱが大きいので1枚の葉っぱの中にもグラデーションが見られます。

IMG_9275_2020110216230730a.jpg

こちらは黄色→橙色に変化していくところです。
ここは陽当たりがいいので、さらに赤色に変化していくと思います。
燃えるような真っ赤なハウチワカエデの紅葉から、火を操る天狗が想像されたのでしょうか。

IMG_9268.jpg

大木の陰になってしまうような場所では、赤くならずに黄色で終わってしまうこともあります。

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丹馬

Author:丹馬
落語と授業の合い間に生き物を中心とした写真を撮っています。
兵庫県の北部・中部がおもなフィールドです。

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