羽団扇楓の黄葉
- 2020/11/05
- 21:00
天狗が登場する落語に「天狗裁き」があります。
この天狗、大天狗さんが持っているのが羽団扇です。
江戸落語には「羽団扇」という、途中まで「天狗裁き」と同じような噺もあります。
これさえあれば空を飛べるし、変身もできるし、火を操ることもできます。
その羽団扇に似ているというので、ハウチワカエデ(羽団扇楓)。
日本のカエデの仲間の中で最大の葉っぱです。
養父市大屋町の横行渓谷のハウチワカエデです。
緑色→黄緑色→黄色→橙色→赤色と変化していきますが、葉っぱが大きいので1枚の葉っぱの中にもグラデーションが見られます。
こちらは黄色→橙色に変化していくところです。
ここは陽当たりがいいので、さらに赤色に変化していくと思います。
燃えるような真っ赤なハウチワカエデの紅葉から、火を操る天狗が想像されたのでしょうか。
大木の陰になってしまうような場所では、赤くならずに黄色で終わってしまうこともあります。
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