どこにでもある犬酸漿
- 2020/11/02
- 21:00
道端で見かけた、いかにもナス科という形の花です。
この仲間はややこしいので違うかもわかりませんが、一応イヌホオズキ(犬酸漿)としておきます。
ナスに比べるとずいぶん小さくて花の直径は7mmくらいしかありません。


「イヌ」と名のつく植物はたくさんあります。
イヌザンショウ、イヌビワ、イヌツゲ、イヌゴマ、イヌガラシ、・・・などなど。
図鑑を調べると、たいてい「イヌというのは『役に立たない』という意味」と書いてあります。
でも、これってイヌに失礼です。その植物にも失礼な説明だと思います。
私の高校時代の「生物」の恩師は、イヌというのは「よく見かける」「どこにでもある」という意味だと教えてくれました。
私は、この説を信じています。そのほうが気持ちがいいですから^^
イヌホオズキの分布は日本全土です。いえ、温帯だけでなく熱帯にも広がっているそうです。
ほんとに、どこにでもあるんです。
8月頃から咲いています。早く咲いたものは、いま果実が熟しかけています。
緑色のときはミニトマトのようですが、熟すとホオズキのような赤色ではなくて黒色になります。
果実にも葉っぱや茎にもソラニンを含む有毒植物です。
ソラニンは、同じナス科のジャガイモの芽などにも含まれる物質です。
そういえば、ホオズキの花よりもジャガイモの花に似ています。
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