別宮の大カツラ、黄葉
- 2020/10/26
- 21:00
カツラ(桂)は主幹のまわりに株立ちして増えていくことが多いようです。
主幹が力尽きても外側に幹を増やして太さを増していきます。
落語家の「桂」にその意味が込められているのかどうか知りませんが、縁起の良い亭号だと思います。

養父市別宮(べっく)の大カツラが黄葉しはじめました。
主幹のまわりに100本近くの支幹が株立ちしています。
1本1本は太くなくても集まれば壮観です。幹周り14.5m、樹高27mにもなるそうです。
県指定の天然記念物です。
背後から湧き水が流れ出して、大カツラのすぐ脇を流れていきます。
その水が別宮の棚田を潤しています。
棚田の向こうには色づきはじめた氷ノ山が見えます。
養父市のWEBサイトによると、2004年の台風で折れた1本の幹を調べたところ、年輪は245年だったそうです。
樹齢400年以上と伝えられているのは、あながち的外れでもなさそうです。
所在地:兵庫県養父市別宮中畑
アクセス:北近畿豊岡自動車道・八鹿氷ノ山ICから東鉢伏からハチ高原方面へ21.5km。車で38分。
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