雪原の図形
- 2023/01/31
- 21:00

午前中は雪が降っておりましたが、午後から晴れてきました。田畑や屋根に雪が残っていますが、木々についた雪は落ちました。雪原に半円や折れ線グラフのような図形が見られます。セイタカアワダチソウ(背高泡立草)の茎です。こちらは見ようによっては棒グラフのよう・・・^^山の斜面の伐採跡です。↓1日1回、ポチッとお願いします。大変励みになっています。植物・花ランキング このブログの写真の無断使用をお断りします。...
続々々・雪景色2023
- 2023/01/30
- 21:00

但馬には「海雪」「山雪」という言葉があります。今回は「山雪」。海岸部にも降ってはいますが、内陸部の方が多くなっています。今朝、信号待ちをしているときに、車窓から撮った風景。吹雪のため、視界不良。香美町香住区土生(はぶ)付近。少し海から離れた山沿いです。ここから車で15分ほど走って、海岸まで出ると・・・雪は降っておりません。積雪量はこの通り、かなり少ないのです。波は荒く、ウミネコ(海猫)は寒そうでしたが・...
赤穗にて
- 2023/01/29
- 21:00

きのうの朝、積雪40cmの雪かきをしてから、家族旅行で赤穗市に行ってきました。但馬から見れば、もう別世界です。同じ兵庫県内とは思えません。赤穗海浜公園にて車でたった2時間走るだけで、こんなに違う世界に行けるんです。宿泊したホテルのベランダから昇る朝陽。宿泊したホテルのベランダから左奥は男鹿島。その手前が家島。右側は西島。赤穗海浜公園にて赤穗から見れば別世界の、真っ白な世界にたった2時間でまた戻ってきま...
続々・雪景色2023
- 2023/01/28
- 21:00

「もう雪は要りまへんなぁ」というのが、今朝の雪かきをしながらの近所の人たちとの挨拶。珍しく雪のない正月だと思ったら、下旬になって連日の雪です。降るとなったらドッと降る、この激しさが地球温暖化の特徴かと思います。きょうの雪は、先日の粉雪とは違って重いです。庭のヤマボウシ(山法師)の枝が大きくしなって折れそうです。届く範囲は落としたのですが・・・。もう雪は要りまへん。↓1日1回、ポチッとお願いします。大変...
福来雀
- 2023/01/27
- 21:00

冬のスズメ(雀)は、ふっくらモフモフで可愛いです。ふくらスズメと呼ばれます。漢字で書くと、「福来雀」あるいは「福良雀」。厄をついばみ、良い福が来るという縁起物です。でも、スズメにとっては厳しい季節。ふっくらしているのは防寒対策のため、羽毛の間に空気をためこんいるんです。雪の中、餌を探して集団で右往左往。春までもう少し、頑張れよ!↓1日1回、ポチッとお願いします。大変励みになっています。植物・花ラン...
続・雪景色2023
- 2023/01/26
- 21:00

きのうは1日中、断続的に雪が降り続いていましたが、今朝は止み、青空が広がりました。朝の車外温度計は、マイナス7℃を表示していました。こんな日だけの絶景をお届けします。我が家の裏山です。木々についた雪が凍てついて樹氷のようになっています。朝陽が射してきたときに、最高の景色が見られます。我が家から西の方向に見える山。雪で大気中の塵がなくなり、透き通った青空が広がります。雪と青空のコントラスト。気持ちいい...
雪景色2023
- 2023/01/25
- 20:40

予報通り降りました。我が家では積雪約40cm。朝から今シーズン初めての雪かき。やってもすぐに積もります。モノトーンの世界の中で、色彩を求めて歩いてみました。↑休耕田のセイタカアワダチソウ(背高泡立草)。ほとんど埋もれてしまっていますが、黄色い花をつけています。↑ナンテン(南天)の赤い果実。雪の中で、鳥たちにアピールしています。↑植村直己冒険館の前のポスト。ちょうど陽が射してきました。ここの積雪量は、我が...
河谷ペア、危機?
- 2023/01/24
- 21:00

大雪警報が出ています。かなり積もりそうです。きのう、六方たんぼで合計8羽のコウノトリ(鸛)に出会いました。そのうちの6羽を紹介します。↑J0025(左、今年13歳になる雄)とJ0100(右、今年8歳になる雌)。2週間前の当ブログでも紹介した百合地(ゆるじ)ペアです。ひなを育てているときは交代で餌を探しに行きますので、一緒に行動することはほとんどありません。でも、いまの時期は、ペアで仲良く一緒にいることが多い...
小白鳥の個性
- 2023/01/23
- 21:00

半月ぶりのコハクチョウ(小白鳥)です。きょうは六方田んぼに11羽がいました。冬季湛水の田んぼの隣の田んぼで食餌中です。僕はちょっと離れた車窓から撮影しています。スマホを持ったおじさんが一人、歩いてコハクチョウにかなり接近してきました。警戒したコハクチョウたちは、ある程度の距離はとるものの、飛び立つことはありませんでした。幼い個体の愛らしい動きは、ヒトもコハクチョウも同じようです。こちらは仲良しの2羽...
葛の葉痕
- 2023/01/22
- 21:00

子どもの頃、我が家で飼っていたヤギの餌は、クズ(葛)の葉でした。毎日、クズの葉を採ってきてヤギに食べさせ、乳絞りをするのが僕の日課。クズの蔓はロープ代わりになるし、根からは葛粉が得られます。葛切り、葛餅、漢方薬の葛根湯・・・、クズはさまざまに利用されてきました。しかし、いまは世界の侵略的外来種ワースト100に指定されてしまっています。役立つものを利用しないで、悪者にしてしまっている感じがして悲しくなりま...
雪化粧の竹田城
- 2023/01/21
- 21:00

1月になって初めての積雪です。天空の城で知られる竹田城もうっすらと雪化粧。きょうは、竹田城のふもとの公民館で子どもたちを対象にした落語会です。出番の前の8時半に会場前から竹田城を撮影。落語を聞いてもらったあと、子どもたちにも短い噺を演じてもらいました。みんなの前で演じて笑ってもらうと、恥ずかしさが消え、楽しくなってきます。ワイワイやって、2時間後。雪はすっかり消えてしまいました。この程度の積雪では...
素心蝋梅の雄しべ
- 2023/01/20
- 21:00

きのうに続いてソシンロウバイ(素心蝋梅)の花に注目してみます。ソシンロウバイの花はたいてい下向きについていますので、花の中を下から覗き込んでみます。すると、花の中央の雌しべ・雄しべの様子が花によって異なるのがわかります。↑左側の花では、雄しべが中央に集まっていますが、右側の花では、雄しべが開いています。開花したときは右側、開花して時間が経つと左側のようになります。雄しべの変化を、時系列で追ってみま...
ウィンタースイーツ
- 2023/01/19
- 21:00

「winter sweet」で画像検索すると、イチゴが乗った美味しそうなケーキがたくさん出てきます。でも、winter sweetは、この植物のことです。ソシンロウバイ(素心蝋梅)です。梅という字がつきますが、ウメの仲間ではありません。でも、この時期にウメのように甘く優しい香りを放ちながら、開花してくれます。1週間前は固いつぼみでしたが、きょうはたくさん開花していました。冬の青空に映える花です。winter sweet は、ソシン...
海猫の飛翔
- 2023/01/18
- 21:00

香美町の香住海岸で元気に飛び回るウミネコ(海猫)の群れに出会いました。矢田川の河口付近です。水面に浮かんでいたかと思うと、一斉に飛び立ったり、大きく旋回してまた舞い降りたり。ウミネコのくちばしは黄色で、先端に黒色と赤色の斑が入っています。目は黄色で、赤いアイリング。ちょっと目つきが怖い感じ・・・^^雪が降ると、からだを寄せ合ってじっとしていることが多いのですが、今年は元気に飛び回っています。↓1日1回、...
余部と瑞風
- 2023/01/17
- 21:00

久しぶりにいい天気になりましたので、香美町の余部橋梁に行ってみました。約41mの高さに餘部駅があります。「余部クリスタルタワー」の全面ガラス張りのエレベーターに1階(地上)で乗り込みます。2階のボタンを押すと、風景を見ながら41m上昇して橋梁の上に到着。餘部駅からの風景。きょうの日本海は穏やかです。遠くに赤い船が見えます。近海郵船の「なのつ」です。博多から敦賀に向かっています。真下から見上げる余部橋梁。...
河原の覆面レスラー
- 2023/01/16
- 21:00

先週の土曜日から落語で福岡にお邪魔してきました。2日間、宗像、久山、那珂川の3か所で公演。素晴らしいメンバーとご一緒できて、お客さまも演者も楽しい落語会になりました。でも、ずっと天気が悪く、小雨か曇り。花や鳥の写真は撮れませんでした。そこで、先日、小佐川の河原で撮ったホオジロ(頬白)です。草むらの中でチチッチチッと鳴いていますが、姿が見えません。たまに↑こうして姿を見せることもあるのですが、すぐに草...
赤い果実・飯桐
- 2023/01/15
- 21:00

道路沿いにイイギリ(飯桐)の果実がたくさんありました。キリ(桐)のような木で、大きな葉っぱでおにぎりを包んだところから飯桐だそうです。その大きな葉っぱはすっかり落ちてしまっていて、果実だけがぶら下がっています。その形はブドウの房のよう、色はナンテンのよう。とっても目立ちます。青空に映えます。上の方の果実はかなり鳥が食べたようですが、まだまだたくさん残っています。毒はなく、人も一応食べられるそうです...
桐の葉痕
- 2023/01/14
- 21:00

キリ(桐)にモズ(百舌鳥)のはやにえがありました。同じ木に犠牲になったカエルが複数いました。はやにえは11月頃によく見かけますが、1月にはあまり見かけなくなります。秋に捕らえた獲物を、食べ物が少ない冬に食べるからだろうと思います。しかし、今年は雪がないので、モズも食べ物に困っていないのかもしれません。さて、はやにえのあったキリの葉痕です。はやにえの残酷なイメージとはうって変わって、こちらは笑顔のよう...
続・濠の赤浮草
- 2023/01/13
- 21:00

篠山城の南馬出の濠に繁茂するアカウキクサ(赤浮草)の続編です。12月22日の当ブログで紹介した通り、水面が赤く染まっています。アカウキクサの数は3週間前よりもやや増加し、濠の東側半分を覆っている状態です。カルガモ、コガモがいます。3週間前との違いは魚の死骸が浮き始めていることです。大きなフナの死骸もありました。アカウキクサの繁茂で、水草や植物プランクトンの光合成が不十分になり、酸素不足になっています。...
早くも馬酔木
- 2023/01/12
- 21:00

きょうもいい天気。最高気温は14℃にもなりました。山道を車で走行中、アセビ(馬酔木)の花が咲いているのを見つけました。この辺で、アセビの花が咲くのは3月上旬がふつうです。…ん? 以前にもこんなことを書いた覚えがあるぞ!と思って調べました。3年前の1月25日の当ブログに書いていました。3年前は、1月25日に見つけ、驚いて記録しておいたのでした。きょうは1月12日。さらに2週間近く、記録を更新しました。なお、こ...
早咲きの梅
- 2023/01/11
- 21:00

冬の但馬には珍しく、青空が広がる穏やかな一日でした。豊岡から香住へ車で移動中、遠くにピンク色の花が咲く木が見えたので、ちょいと寄り道。近づくと、ウメ(梅)の花でした。早速、青空を背景に。辺りにいい香りが漂っています。八重寒紅(やえかんこう)という早咲きの品種のようです。まだ、1月中旬なんですけど、春近し。↓1日1回、ポチッとお願いします。大変励みになっています。植物・花ランキング このブログの写...
譲葉の葉痕
- 2023/01/10
- 21:00

正月の縁起物、ユズリハ(譲葉)です。緑色の葉っぱに赤色の葉柄のコントラストがきれいな常緑樹です。常緑樹といっても、葉っぱには寿命があり、いずれ落葉します。葉っぱの寿命が1年以上であれば、木全体としては常に緑色ですから、常緑樹です。ユズリハは、新しい葉っぱが出たのちに古い葉っぱが黄色くなって落ちます。それが、親が子を育て代々続いていくということを表すとして縁起物とされます。・・・というと、葉っぱの寿命は...
百合地ペア
- 2023/01/09
- 21:00

六方田んぼで2羽のコウノトリに出会いました。かなり離れていましたので、肉眼では足環の色がわからず、帰宅してから調べました。左はJ0100で今年8歳になる雌、右はJ0025で今年13歳になる雄です。この2羽は百合地(ゆるじ)巣塔で繁殖しているペアで、「百合地ペア」と呼ばれています。六方田んぼで仲良く餌をとる姿をときどき見かけます。2021年12月に出会ったときにはJ0100はサービス精神旺盛で、羽を大きく広げて見せてく...
軒忍の胞子嚢
- 2023/01/08
- 21:00

ご近所の庭木に着生しているノキシノブ(軒忍)です。樹木などのコケや地衣類が生えているところに着生し、水分を得て生きています。樹木に寄生して栄養を得ているわけではなく、自分で光合成をしています。だから、コケの生えた岩や茅葺き屋根の軒下などにも着生します。ただ、根は短く細かいので、乾燥するとひたすら耐えます。軒下で耐え忍ぶからノキシノブ。茎は短く横に這います。だから、ほとんど全身が葉っぱ。しかも1枚。...
小白鳥の舞
- 2023/01/07
- 21:00

きのうに続いて、コハクチョウです。水田に片足でスックと立つコハクチョウが1羽。その動きを、連続写真でご覧ください。私なら、こんなに首をひねったらひっくり返ってしまいそうですが、安定した片足立ち。白鳥のようなバレリーナ・・・ではなくて、バレリーナのようなコハクチョウでした・・・^^↓1日1回、ポチッとお願いします。大変励みになっています。植物・花ランキング このブログの写真の無断使用をお断りします。...
雪なしの小白鳥
- 2023/01/06
- 21:00

豊岡市内のコハクチョウ(小白鳥)の飛来地に半月ぶりに行ってみました。深い池のように見えなくもないですが・・・立ち上がると、この通り。浅い水田です。コハクチョウの数が少し増えて、18羽から21羽になっていました。今年は珍しく雪のない日が続いています。コハクチョウにとっても過ごしやすいのでしょうか。冬季湛水の水田やその周りの畦で、のんびり餌を食べておりました。↓1日1回、ポチッとお願いします。大変励みになって...
篝火花
- 2023/01/05
- 21:00

花の少ないこの時期、ミニシクラメンが玄関を明るくしてくれます。丹波篠山市が高齢者に粋なプレゼントをくれました。シクラメンという呼び名のほうが浸透しています。牧野富太郎先生は篝(かがり)火のようだというので、カガリビバナと命名したのですが…。赤色の場合は、ほんとに篝火のようです。冬に咲く花ですが、寒さにはあまり強くないようです。何しろ地中海原産ですから。もちろん暑さにはもっと弱いので、暖房のきいた部...
導管のない千両
- 2023/01/04
- 21:00

正月の縁起物のセンリョウ(千両)です。南方系の植物で、紀伊半島や四国、九州では山に自生するそうですが、当地では野生のものはありません。庭に植えられています。センリョウには、被子植物の中では珍しく導管がありません。シダ植物や裸子植物のように、仮導管で根から吸収した水を運びます。そういう点で、センリョウは被子植物の中で原始的な存在です。また、維管束の進化の過程で、導管が最も新しく形成された機構であるこ...
雪のない正月
- 2023/01/03
- 21:00

今年は珍しく雪のない正月です。平地や裏山には雪がまったくありません。我が家から真西に見える但馬妙見山(1139m)は雪をかぶっています。ここに雪があると、たいてい神鍋スキー場にも雪があります。スキー場には雪があり、道路には雪がない・・・但馬の経済にとっては理想的な状況かも。晴れたと思ってカメラを持って外にでたら、曇ってきて、小雨が降ってきました。慌てて帰宅したら、また晴れてきました。冬の但馬らしい天気。↓...
林の宝石
- 2023/01/02
- 21:00

イチゴ(苺)の旬はいつなのか、知らない人も多いのではないでしょうか。イチゴがのったケーキは一年中売られていますからね。イチゴの本来の旬は4、5月頃、春です。でも、クリスマスケーキに使うという需要があって、12月からたくさん生産されています。だからスーパーに並ぶのは、冬~春ということになります。こちらは、林の縁で見かけたフユイチゴ(冬苺)。いまが旬の野イチゴです。甘酸っぱくて、けっこう美味いんです。地...
柄長柄杓
- 2023/01/01
- 20:30

今年もどうぞよろしくお願いします。我が家に来てくれたエナガ(柄長)です。日本で2番目に小さい鳥で、体重8gだそうです。この小鳥を見ると、「浮世床」という落語を思い出します。字が苦手なのに声を出して講釈本を読むことになってしまったオッサン…●えぇ~~~ッ■オッサン、えらい「えぇ~」が長いなぁ●柄の長いほうが汲みやすいねん■杓(しゃく)みたいに言うてるなぁ●「講釈」ちゅうてなぁ、杓みたいなもんじゃ…こんな洒...