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記事一覧

雪の上にポトリ

朝、冷たい小雨が降っていましたが、周囲の山は白くなっておりました。やっと冬らしい気温になりました。ツバキの花が雪の上にポトリ。今シーズン、やっと撮れたシーンです。首からポトリと落ちるから武士はツバキを嫌ったというのは、俗説だそうです。庭園にツバキを植え、いろいろな品種改良を重ねたのはむしろ武士だったとのこと。雪の上にポトリと落ちたツバキの花には風情があります。ツバキの花がポトリと落ちるのは、花びら...

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潜水上手な金黒羽白

例年なら、ふだん見かけない鳥が雪で覆われた山から下りてきて、思わぬ出会いがあったります。でも、今年は山に雪がないので餌が簡単に見つかるのでしょう。いまのところ珍しい鳥との出会いはありません。きょうウォーキング中に出会った鳥は、トビ、スズメ、カワガラス、モズ、マガモ。そして、このキンクロハジロ(金黒羽白)です。昨年、1羽の雄が小佐川にやって来ました。それと同じ個体かどうかはわかりませんが、今年も雄1...

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冬の花粉の運び屋

近所のお宅のソシンロウバイ(素心蝋梅)がいい香りを放っています。まだつぼみがあるものの、傷んだ花びらが目立ちます。近づいてみると、緑色の金属光沢のあるキンバエの仲間が数匹。キンバエというと、動物の死骸や糞にたかり、病原体を媒介する衛生害虫というイメージ。しかし、そういう面だけでハエを悪者扱いしてはいけません。昆虫は変温動物ですから、気温が低すぎたり高すぎたりすると活動できません。一般に、15℃以上で...

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早くもセツブンソウ開花

大阪のきょうの最高気温は19.1℃で、1月の最高気温の記録を更新したようです。そんなニュースを聞いて、丹波市青垣町東芦田のセツブンソウ(節分草)自生地に行ってみました。思った通りでした。早くもセツブンソウが開花していました。昨年は2月4日に2輪だけ咲いていました。それでも、一昨年に比べると8日早かったのです。今年はさらに早く、いつ開花したかはわかりませんが、きょう14輪咲いています。節分の頃に咲くからセ...

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1月に梅、開花

車で走行中、早くもウメ(梅)の花が咲いているのを見つけて止まりました。日本気象株式会社が12月11日付で「2020年シーズンのウメの開花予想」を発表していました。それによると、9~11月は平年より気温が高めで、12~1月も気温が高めの予想なので、「ウメの開花は遅れる」ということでした。気温が高めだとウメの開花が遅れるというのは、植物ホルモンの関係です。ウメの花芽は昨年の夏にすでにできています。それがアブシシン...

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冬でも咲いてる鬼野芥子

きょうは落語で神戸に行ってきました。神戸の昼頃の気温は12℃で、ダウンジャケットは不要でした。さすが瀬戸内は暖かい。・・・と思って但馬に帰ってきましたが、きょうはこちらの最高気温も12℃だったようです。1月21日付けの当ブログで「冬でもノゲシがたくさん咲いています」とご報告しました。そのノゲシよりも数は少ないのですが、オニノゲシ(鬼野芥子)の花も咲いています。図鑑によると、ノゲシの花期は4~7月、オニノゲシ...

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冬に馬酔木の花

山道を歩きながら、早くも咲いているアセビの花を見つけました。早春の花ではありますが、ふつう当地では3月上旬に咲く花です。それが1月下旬に咲いています。アセビは有毒でシカが食べないため、山にはアセビがたくさん生えています。まわりのアセビはまだつぼみでしたので、これはちょっと気の早いアセビだったかもしれません。暖冬が今年だけのものなのか、これからも続くのかはわかりません。しかし、今後の参考になりますの...

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山茱萸の赤い果実

道路脇に赤いつぼみがいっぱいついた木を見つけて車を止めました。近づいてみると、つぼみではなくてサンシュユ(山茱萸)の赤い果実でした。「茱萸」というのはグミのことで、別名ヤマグミ。果実を赤い珊瑚に例えてアキサンゴともいいます。サンシュユというと何となく低木のイメージだったのですが、樹高は10mくらいありました。春には葉っぱが出る前に黄色い花を一面に咲かせるサンシュユです。いまは葉っぱをすべて落として赤...

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道端の瑠璃色

この冬、雪が全く降らないため、おととい、神鍋のスキー場では雪乞いの神事が行われました。しかし、きょうの最高気温は13℃、最低気温も6℃です。午前中は雨、午後は曇りでほとんど陽射しはありませんでしたが、暖かな一日でした。今後10日間の予報を見ても、氷点下になることはなく、神頼みが通じそうにありません。オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)は秋に芽を出し、横に広がって冬を越します。雪が解けると、他の植物が成長してく...

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金魚みたいな椿

ツバキの花は傷みやすいので、綺麗な被写体を探すのがなかなか難しいです。でも、きょうのツバキは花ではなくて、つぼみでもなくて、葉っぱに注目です。葉っぱの先端がくびれ、その先がさらに3つくらいに分かれたようになっているツバキです。先端が2つに分かれたものや分かれていないもの、くびれていないものもあります。先端が金魚の尾びれのようだというのでキンギョバツバキ(錦魚葉椿)といいます。ヤブツバキの突然変異で...

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冬でも咲いてる野芥子

特に美しいという花ではありませんが、この寒空にノゲシ(野芥子)の花が咲いています。ケシとついていますが、キク科の植物でタンポポに近い仲間です。別名、ハルノノゲシともいうくらいで、図鑑では花期は4~7月となっています。しかし、冬でもこうして咲いているのをこれまでもよく見てきました。それにしても、です。その数が多いように感じます。やはり暖冬のせいでしょうか。背景には夏空に見られるような雲。環境の変化に敏...

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大寒の素心蝋梅

きょうは大寒。寒中お見舞い申し上げます。・・・とは言っても、きょうの最高気温は12℃で、暖かな大寒です。車で通りかかったお宅の庭にソシンロウバイ(素心蝋梅)の花が咲いていました。道路脇に車を止めて撮影させていただきました。蝋細工のような質感の花を慎ましやかに多くは下向きに咲かせています。中には上向きにパッと花びらを広げて咲いているものもあります。花の中心まで黄色一色のソシンロウバイ。雄しべ、雌しべも黄色...

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恐怖の毛氈

きょうは忙しくて撮影に出る余裕がありません。で、先日、兵庫県立フラワーセンターの温室で撮ったモウセンゴケ(毛氈苔)です。一面に生えると赤い毛氈を敷いたように見えるところからの命名です。日本も含めて世界中に約200種類もあるんだそうです。これはたぶんアフリカナガバノモウセンゴケかな。コケとついていますが、立派な種子植物です。でも、まだ花を見たことがありません。今年は但馬の山でモウセンゴケの花を見つける...

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栴檀の下ろす露

「百年目」という古典落語があります。演じるにはかなりの技量が求められるネタで、いつかはできるようになりたい大ネタです。その中にセンダンという木が登場します。米朝師匠は「赤栴檀(しゃくせんだん)」、圓生師匠は「栴檀(せんだん)」とされています。大旦那が穏やかな口調で番頭を諭す場面です。みごとなセンダンの根元にナンエンソウ(難莚草)という雑草が生えている。このナンエンソウを取ってしまうと、センダンが枯...

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実葛の果実

林の縁でサネカヅラの果実を見つけました。花托のまわりにたくさんの丸い果実がくっついています。1個の果実は直径1cm足らずですが、集合果全体では大きくて目立ちます。11月くらいから赤く熟しています。いくつかの果実は落ちたか鳥に食われたかしてなくなっていますが、大半はまだ残っています。果実の中には大きな種子が2個入っています。見た目は甘くて美味しそうに見えますが、無味無臭で食べても美味しくないそうです。そ...

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早くも開花、白花蒲公英

きょうはきのうより暖かく最高気温は10℃。穏やかな陽射しを受けてシロバナタンポポがもう開花しました。セイヨウタンポポは年中花を咲かせて種子を飛ばしています。それは別として、シロバナタンポポは在来種の中では比較的早く咲きます。それでも当地では例年なら2月下旬くらいです。それが1月中旬に開花していますので、1か月以上早いと思います。シロバナタンポポは日本固有種で、もともと西日本のタンポポでした。それが関...

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雪景色を見に

雪景色が見たくて、兵庫県の最高峰・氷ノ山のスキー場まで行ってきました。氷ノ山国際スキー場の手前の丹戸区に入る頃に道端に雪がありました。民宿が並ぶ大久保区に入ってやっと路面に雪。スダッドレスタイヤが「今シーズン初めて雪の上を走れた」と喜んでいるようでした。陽が射していましたが、雪がチラチラと降ってきました。今シーズン初めて見る降雪です。氷ノ山国際スキー場の積雪は1cm。もちろん滑走不可です。駐車場に車...

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月冴ゆる

今朝はよく冷えました。それでも、きょうの最低気温は1℃です。氷点下にはなりません。空気がよく澄んでいて、冴えた月を見ることができました。午前7時の月です。250mmのレンズで月のクレーターまではっきり見ることができました。いつもの生きものの写真と違って、たまにはこんな写真もいいかな。月の黒っぽい部分を「海」といいます。もちろん水があるわけではなくて、玄武岩でできた平原です。月の海にそれぞれ名前が付いてい...

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山茶花の蜜

♪さざんか さざんか さいたみち たきびだ たきびだ おちばたき・・・青空に真っ赤なサザンカ(山茶花)の花がよく映えます。彩りの少ないこの時期に鮮やかな花を咲かせてくれるサザンカがよく庭に植えられています。我が家のまわりもサザンカです。寒さに強いイメージですが、実はサザンカは暖かい地方の植物です。日本で自生しているのは山口県から四国、九州だそうです。原種は花が白色で淡い桃色が混じります。赤色や白色、桃...

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冬の姫女菀

図鑑では、ヒメジョオン(姫女菀)は一年草、あるいは越年草と紹介されています。一年草とは春に発芽して、開花・結実して秋には枯れる植物。冬は種子で越すというのがふつうです。越年草というのは秋に発芽して、冬を越し、翌年に開花・結実する植物。越年草は年をまたいでいますが、いずれにしても寿命は1年以内です。秋に発芽したヒメジョオンは、ロゼットで冬を越す・・・と図鑑には書いてあります。そして、花期は6~10月と...

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寒中の寒木瓜

暖冬で、もうボケ(木瓜)の花が咲いている・・・と思ったら、カンボケ(寒木瓜)でした。白色、桃色、白色と桃色の混じっているものも。ボケはウメと同じ頃ですが、カンボケは12月頃から咲いています。可愛い花ですが、花びらが傷みやすいようで、美しいものは案外少ないのです。きのう降った雨水が花の中に溜まっていました。↑この花は雄花です。雄しべがたくさんありますが、雌しべがまったくありません。それに対して、↓こちらは...

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菜の花咲く

病院に入院しておられる方がこの写真ブログを見てくださっているそうです。病院の中ではわからない季節の変化を楽しんでいただいていると間接的に聞き、嬉しくなりました。それを励みに続けていきます。でも、きょうの写真では季節感が狂ってしまいそうです。今朝の新聞に「菜の花が咲いている」という記事が写真とともに掲載されていました。そこでさっそくその場所に行ってみました。香美町香住区三谷の菜の花畑。まわりの木々は...

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冬の虹

きょうは晴れたり曇ったり、雨が降ったり。午後からは障がい者の就労や生活を支援するNPO法人の新年会で落語。落語の出番を終えて外に出ると、小雨が降っているのに陽が射しています。いわゆる「狐の嫁入り」状態です。こんなときには虹が見えるはず!と思って空を見上げると・・・思った通り、出石川をまたぐ大きな橋のようにくっきりと虹が見えました。俳句の世界では、単に「虹」というと夏の季語なのだそうです。夏に現れるこ...

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紫陽花の冬芽

きょうは気温が高く日中は16℃でした。晴れたり曇ったり、夕方からは雨が降ったり。ときおり強風が吹き荒れます。近所のコインランドリーの入り口のガラスが強風で割れていました。早すぎますが、これはもう「春一番」と言ってもいいのでは?と思えるくらいです。毎年冬に撮っていると思いますが、アジサイの冬芽です。茎の先端の頂芽は2枚の幼葉が向き合って、合掌している手のように見えます。そして、冬芽の下に葉っぱの落ちた...

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雨中の冬桜

落語仲間から村岡の御殿山公園にサクラが咲いているという情報を得たので行ってみました。御殿山公園は、江戸時代の後期、村岡藩・山名氏の陣屋が置かれたところ。いまは、桜山とも呼ばれ、公園になっています。約350本のサクラがあるそうですが、その中の数本だけがフユザクラ。ヤマザクラとマメザクラの自然交配でできたハイブリッドだそうです。誰もいない雨の公園でひっそりと、たくさんの小さな花を咲かせています。曇りや雨...

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小寒の子福桜

きょうは小寒。いわゆる寒の入りで、これから本格的に寒さが厳しくなるということらしいです。でも、冬の但馬には珍しく青空が広がり、穏やかないい天気です。12月上旬にスタッドレスタイヤに履き替えたのに、雪がちっとも降りません。出石城の下のコブクザクラ(子福桜)がたくさん花を咲かせていました。ジュウガツザクラと同じように、秋~冬と春の2回咲きます。ジュウガツザクラは一重ですが、コブクザクラは八重です。コブク...

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煽らないアオリイカ

水族館で飼育員の方にいちばん嫌がられる質問が「これ、食べられますか?」だそうです。でも、イカの水槽の前に立つと、ついつい食べることを想像してしまいます。刺身が美味しいアオリイカ(障泥烏賊)です。胴の背側に細い横線の模様があるのが雄です。雌はこの模様がはっきりしません。大きな目が飛び出してついていますので、真後ろ以外は全方向が見えるのだそうです。おっと、どっちが前ですかね?ふつうは頭のあるほうが前で...

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柚子の大馬鹿

お正月のしめ縄飾りに、マツ、ユズリハ、ウラジロ、ダイダイを飾ります。ウラジロは対になった葉っぱが「夫婦円満」を表し、裏が白いので「清らかな心」を表す。ダイダイは果実が冬を過ぎても落ちないで2~3年木についているところから「代々繁栄」を表す。・・・というように、それぞれに謎かけのようないわれがあります。当地では、ダイダイの代わりにユズ(柚子)を使います。「融通がきく」んだそうです。こうなるともう駄洒落の...

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小鴨の群れ

篠山川の京口橋の近くにコガモの群れがいました。チュウサギが保護者のようにコガモたちを見守っています。コガモと言っても子鴨ではなくて小鴨です。日本のカモの中で最も小さい仲間です。頭がチョコレート色で目の周りが深緑色なのが雄です。秋に渡って来たときには雌と同じような地味な模様だったのですが、ずいぶんカラフルになりました。天敵に狙われないためには地味な方がいいはずですが、雌にモテるために美しさを追求しま...

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万両と葉粒菌

きのうのセンリョウ(千両)に続いて、きょうはマンリョウ(万両)です。センリョウよりもたくさん果実をつけるので、その上をいくマンリョウ。いずれもお正月の縁起物です。我が家の庭のマンリョウを地面に寝転んで青空を背景に撮ってみました。マンリョウというとついつい赤い果実のほうに目がいくのですが、きょうは葉っぱに注目です。マンリョウの葉っぱの縁は波打っていて、凹んだところを触ると膨らみがあるのがわかります。...

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金運を招く

あけましておめでとうございます!訪問してくださった皆さまにとって今年がいい年になりますように!お正月らしく、縁起物のセンリョウ(千両)です。赤い果実をつけるのがふつうですが、黄色い果実をつける変種があります。キミノセンリョウ(黄実千両)と呼ばれています。黄色は金運を招く色だそうです。お金が貯まりますように!ということで、よく庭に植えられています。園芸品種としてつくり出されたものかと思っていましたが...

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