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記事一覧

天空の城の褐葉

天空の城として知られる朝来市の竹田城の下を通りかかりました。11月はよく霧がかかるので観光客も多いのですが、きょうはすっきりと晴れています。ズームアップしてみると、たくさんの方が登城されています。「日本のマチュピチュ」などと言われる前まではこんなことはありませんでした。地元経済の活性化という点ではいいのですが、文化財の保護などいろいろ課題があるようです。円山川沿いに1本だけイチョウが立っておりました...

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錦木の紅葉

金糸や銀糸など、さまざまな色糸で模様を織りだした絹織物が「錦」。これが鮮やかで美しいものを指す言葉となり、錦絵、錦鯉などと使われます。この錦に例えられた木がニシキギ(錦木)です。花でも果実でもなく、この紅葉の素晴らしさを錦に例えたものでしょう。山に自生しますが、紅葉が美しいので庭にもよく植えられています。古い枝には翼(よく)と呼ばれるコルク層が発達します。一部が欠けた翼がギターのヘッドのような影を...

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欅の褐葉と落葉

本格的に寒くなってきました。植物たちも冬支度です。気温が低くなると光合成が十分できません。家計でいうと収入が減るわけです。そこで支出も減らして冬を乗り切ろうというのが落葉樹の作戦です。樹形が美しいケヤキ(欅)の褐葉です。なぜ、落葉する前に紅葉や褐葉、黄葉が起こるのでしょう。それは、緑の葉っぱをそのまま落としたのではもったいないからです。例えば、クロロフィルの中にはMg(マグネシウム)が含まれています...

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加保の夫婦銀杏

養父市大屋町加保の一宮神社の夫婦イチョウが鮮やかな黄金色に染まっています。雌雄のイチョウが仲良く並んで真っ直ぐに天に向かって伸びています。上の写真の左側が雄の木、右側が雌の木で、まさに夫婦です。妻の木の下にはたくさんのギンナンが落ちていました。夫の樹高は37m、幹周り5.2mで、妻の樹高は28m、幹周り3.5mです。夫のほうが太くて背が高く、風格があります。地上130cmの幹周りが300cm以上の樹木を巨木と呼び...

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那谷寺の紅葉

晩秋の能登へ旅に行ってきました。帰途、石川県小松市の紅葉の名所・那谷寺(なたでら)にお参りしてきました。那谷寺は養老元年(717年)の開創とのことですので、1300年以上の歴史のあるお寺。加賀の地に古くから伝わる白山信仰のお寺です。口を開けたような白い巨岩の周りをイロハモミジ、ドウダンツツジなどの紅葉が彩ります。紅葉の盛りはやや過ぎたものの、三重塔からの眺めはなかなかの絶景です。11月下旬はたくさんの観光...

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日光院の紅葉

きのうに続いて、養父市八鹿町の日光院の秋の風景をお届けします。日光院にはイチョウ、ケヤキの大木、周囲には妙見杉と呼ばれるスギの大木もあります。それらほどの大木ではありませんが、イロハモミジなど美しい紅葉の樹木もあります。イチョウの黄色い葉っぱを背景にすると、赤いモミジの葉っぱがひときわ引き立ちます。あっちを見てもこっちを見ても、写真スポット満載です。お近くの方は、ぜひお出かけください。いまが見頃で...

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日光院の大銀杏

朝、晴れ間が出たので急いで、八鹿町石原の日光院に行ってきました。イチョウ(銀杏、公孫樹)の葉っぱが境内一面に散って黄色い世界が広がっています。本堂の屋根が黄金色に染まります。足で踏みつけるのが申し訳ないような黄金色の絨毯です。幹周り5.2m、樹高約35m。樹齢約600年の雄の木です。見ている間もハラハラと黄色い葉っぱが落ちてきて、積み重なっていきます。所在地:兵庫県養父市八鹿町石原450アクセス:北近畿豊岡...

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紅葉を背景に

「千両役者」という言葉があります。技芸・風格のある人気の歌舞伎役者で、年収が千両を超えたというところからそう呼ばれたそうです。現代では、役者だけでなく、技量の優れたスポーツ選手などにも使われる言葉になりました。1両が現代の10万円に当たると考えると、千両は1億円ということになります。今年のプロ野球界で年俸1億円を超える選手は71人もいるそうです。ちょっと多過ぎやしませんか?こちらは植物のセンリョウ。山...

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続・いろは紅葉

きのうに続いて、きょうもイロハモミジです。葉っぱを手のひらに見立てると、指が5~9本あります。これを、い・ろ・は・に・ほ・へ・と・・・と数えたんだそうです。何と優雅なことでしょう。「待ち受け画面に使わせてください!」・・・なんてメッセージをいただきました。ありがとうございます。どうぞ、お使いくださいませ。↓1日1回ポチッとよろしくお願いします。大変励みになっています。植物・花ランキングこのブログの写真の...

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いろは紅葉

イロハモミジって、ホントに美しいですね。心が洗われます。↓1日1回ポチッとよろしくお願いします。大変励みになっています。植物・花ランキングこのブログの写真の無断使用をお断りします。...

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乳ノ木庵の大銀杏

きょうは朝からどんよりとした雲に覆われ、雨が降ったり止んだり。午後2時頃、急に晴れ間が現れたので、朝来市和田山町の乳ノ木庵へ。でも、行く途中でまた雨が降ってきました。現地に着いてから雨の止むのを待って撮影開始。イチョウの巨木は、瘤(気根)が垂れ下がることがよくあります。この瘤をチチと呼び、これが母乳の出をよくするという信仰が各地に伝わっています。このイチョウもそんな信仰の対象になっている巨木で、そ...

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洞光寺の紅葉

丹波篠山市の紅葉の名所、洞光寺(とうこうじ)に行ってきました。いまが見頃です。道路からやや奥まったところにあり、山門からも紅葉は見えません。そのため以前は、知る人ぞ知る紅葉の名所だったのですが、最近は観光客が押し寄せます。朝8時半にお邪魔したら、もう駐車場に車が数台。それも滋賀、奈良、大阪ナンバー。着いたときは曇っていたのですが、晴れるのを待って撮影開始です。撮りたいスポットがいっぱいあります。水...

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玉水神社の銀杏

養父市玉見の玉水神社のイチョウ(銀杏、公孫樹)を見てきました。黄葉の見頃です。玉水神社のムクノキ林は、ムクノキだけでなく社叢林全体が県指定の天然記念物になっています。樹高約30mの高木層にはムクノキ、イチョウ、エノキなど、亜高木層にはスダジイ、ヤブツバキ、ミズキなどが見られます。照葉樹と落葉樹が混在しているのが面白いところです。遠くから見ると、鬱蒼とした社叢林の中でいまは黄色のイチョウの大木が目立ち...

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植村直己冒険館の百合の木

世界的冒険家・植村直己さんを顕彰する植村直己冒険館が豊岡市日高町伊府にあります。この冒険館の敷地内に植栽されたユリノキ(百合の木)の黄葉が見頃です。約200mに渡って57本のユリノキが2列に直線的に並んで、黄褐色のトンネルをつくっています。ユリノキは北米中部の原産です、成長が早いので、よく公園などに植えられています。植村直己冒険館のユリノキは開館した1994年に植栽されたものだそうです。25年間でずいぶん太...

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安国寺の灯台躑躅

ドウダンツツジ(灯台躑躅)は新緑も花も紅葉も楽しめる樹木です。豊岡市但東町の安国寺に行ってきました。このところ毎年お邪魔しています。今年は例年よりちょっと遅れたようですが、いまが見頃です。座敷の奥に広がるドウダンツツジ群落の紅葉が額縁に入った1枚の絵のようです。朝9時半に伺いました。車はいちばん近い駐車場に止めることができました。まだ観光客が少ない時間帯なのでゆっくり撮ることができます。ただ、この...

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大乗寺の樟

今朝はよく冷え込んで、氷ノ山では初冠雪が記録されました。昨年より5日早いのだそうです。10時前に山頂を望むところまで行ってみましたが、残念ながらもう溶けていました。香美町村岡区での落語の出番を終えてから、香美町の巨木を訪ねてウロチョロしてみました。イチョウの巨木の多くはまだ黄緑色です。真っ黄色になるにはもう少し日数がかかるようです。香美町香住区の大乗寺を訪ねてみました。円山応挙の襖絵があり、応挙寺と...

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須義神社の銀杏

きょうの養父市は、夜中の0時に17℃で、これがきょうの最高気温でした。ときどき雨が降ったり止んだり、肌寒い一日となりました。そんな中、八鹿から出石へ向かう県道2号線を走行中、穏やかな陽射しが・・・。出石町荒木の須義神社のイチョウが陽光を浴びてひときわ鮮やかな色彩を放っています。特に測定したデータはありませんが、幹周りは4mを超え、樹高は目測で約20mです。須義神社のご神木で、参道入り口の案内役にもなってい...

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晩秋の犬蓼

初夏からずっと咲いているイヌタデ(犬蓼)。いつでも撮れると思うとついつい後回しになってしまいます。しかし、この花はいつ咲くのかと思うくらいつぼみばかりです。開いた花はよーく探さないと見つかりません。でも、ハナバエの動きを追いかけていくと、すぐに見つかります。開いた花に口を入れて花粉を食べています。まばらに生えた長い毛に花粉をつけていますので、花粉の運搬に一役買っているようです。花が小さくて数えにく...

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味取の俵石

天草ジオパークが日本ジオパークネットワークから退会するという報道がありました。日本には、天草を含めて44か所のジオパークが認定されています。そのうち9か所はユネスコ世界ジオパークにも認定されています。山陰海岸ジオパークは、そのユネスコ世界ジオパークの1つです。ジオパークには、素晴らしい景観や地層などが存在する見どころとしてジオサイトがあります。↑こちらは、山陰海岸ジオパークのジオサイトの1つ、「味取...

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小江神社の大欅

豊岡市江野(ごうの)に小江(おえ)神社と徳養寺が並んでいます。その鳥居の横に「セキリョウさん」と呼ばれるケヤキ(欅)があります。お参りすると咳が止まるのだそうです。幹周り4.4m、樹高30mという巨木で、1968年に兵庫県の天然記念物に指定されました。ところが、2005年、強風で幹が大きく傾き、幹に亀裂が入りました。そこで、やむなく上部を切り落とし支柱で支えることで、地域のシンボルを守ることになりました。その...

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縞模様の消えた瓜坊

香美町村岡区の道路脇で、↓こんなものを見つけました。何でしょう?道路脇の落ち葉がたまった溝の中に何かがじっとしています。・・・もう少し接近してみます。5mくらいの距離から撮っています。このまま隠れて、私をやり過ごそうという作戦のようです。でも、もう少し近づいてみます。2mくらいの距離まで近づきました。もうおわかりですね。イノシシです。まだ、子どもです。中型犬くらいの大きさです。ここまで接近すると、さす...

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姉御肌の鸛

円山川と出石川が合流するあたりの川沿いを車で走行中、コウノトリ(鸛)を見つけました。円山川の中州に何と6羽も。車を路肩に止めてしばらく見ておりました。周辺にアオサギ、ダイサギ、チュウサギなどもいますが、大きさがまったく異なります。すぐ上流側にも2羽のコウノトリがいましたので、同時に8羽のコウノトリを見ることができました。コウノトリの郷公園以外で、こんなにたくさんのコウノトリを同時に見るのは初めてで...

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銀杏の黄葉

イチョウ(銀杏)の黄葉が始まりました。緑色のクロロフィルが分解されて黄色のカロテノイド系の色素が目立つようになるためです。但馬にたくさんのイチョウがありますが、標高の高いところほど早く黄葉するとは限りません。きょうの八鹿高校前のイチョウ並木です。ここは比較的早く黄葉が進むように思います。一般に日当たりのいいところは早く黄葉が進むようですが、条件はそれだけではないようです。同じ並木にあり、同じ樹齢と...

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雄性先熟の竜胆

ハチ高原のリンドウ(竜胆)を見てきました。リンドウの場合、一面に青紫色の世界が広がる・・・なんてことはありません。群生することはなく、登山道の脇のススキの根元にポツン、ポツンと花を咲かせています。釣り鐘状の花をいくつかまとめて咲かせます。花びらの先端は5つに浅く裂けています。花は陽が当たっているときだけ開き、夜や雨の日は閉じています。花の中を覗き込むと、雄しべが5本。雌しべを覆い隠すように真ん中に集...

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夕日の絶景・正法寺山

噂に聞いた三木市別所町の正法寺山の夕日スポットに行ってきました。正法寺山は標高152m。山というほどの高さではありません。山頂まで車で行ける細い道がついていますが、麓の駐車場に車を置いて歩いて登ること15分。山頂には予想以上にたくさんの方がカメラを構えて、日の入りを待っておられました。数台しか止められない山頂の駐車場は満杯です。歩いて登ってきて正解でした。沈む夕日に加古川の川面が黄金色に染まるのは、い...

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黄色い野菊、薬師草

林道の脇に黄色い野菊、ヤクシソウ(薬師草)の花が目立つ季節になりました。いま、休耕田を黄色く染めているのはセイタカアワダチソウ、山ではヤクシソウです。葉っぱの形が薬師如来の光背(後光)の形と似ているところからの命名だそうです。で、薬師如来の光背ってどんな形かと画像検索してみたら、いろんなデザインがありました。どうもこの説には説得力がありません。薬師というくらいだから薬効があるのかと思いきや、これが...

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続・溝蕎麦に来た昆虫たち

ミゾソバ(溝蕎麦)に来た昆虫たちの続編です。この時期に咲いている花が少ないためか、あるいはミゾソバの蜜がよほど美味しいのか、たくさんの種類の昆虫たちが集まってきます。これまで、チャバネセセリ、キタキチョウ、ヤマトシジミ、シマハナアブ、オオフタオビドロバチ、キイロスズメバチ、イシガケチョウ、ウラナミシジミなどを紹介してきました。さらに・・・ヒメアカタテハです。移動性が高く、地球温暖化で北上中のチョウで...

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紅葉の氷ノ山

氷ノ山の大段ヶ平(おおだんがなる)に行ってきました。標高1100m。氷ノ山の山頂まで2.8kmというところです。山頂近くはもう紅葉は盛りを過ぎ、中腹がいま見頃を迎えています。しかし、今年の紅葉は黄色と褐色が中心で赤色があまり目立ちません。気候の影響で年によってずいぶん紅葉のしかたに違いがあります。氷ノ山の紅葉は、ブナ、ミズナラ、カエデ、ナナカマドが中心です。もっと赤色が入ってもいいのですが、枯れたような葉...

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桜蓼と黒山蟻

きょうもポカポカいい天気。田んぼの脇に、11月になってもまだサクラタデ(桜蓼)が咲いていました。地味な花が多いタデ科の中では珍しく、きれいな桜色の花を咲かせます。雌雄異株です。↑これは雌しべが長いので雌花です。雌しべの柱頭が3つに分かれています。サクラの花よりもずっとずっと小さな花です。アリの大きさと比べてください。花びら全体に点々と腺点があって蜜を分泌しています。それをクロヤマアリが舐めに来てます...

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蔦紅葉

蔦紅葉(つたもみじ)という言葉、何だかいいですね。樹木に巻きついたツタが幹を染めていきます。気温の低下に伴ってクロロフィルが分解されて、カロチノイドの黄色が目立つようになりました。もう少しすると、糖がアントシアニンに変わってもっともっと赤色が濃くなっていきます。「チコちゃんに叱られる」で、「なぜ、甲子園はツタに覆われている?」というのがありました。正解は「手っ取り早く外国っぽくしたかったから」だっ...

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