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記事一覧

可憐な夕化粧

道端の可憐で可愛いピンクの花を咲かせるユウゲショウ(夕化粧)です。アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)とも言います。艶っぽい良い名前を付けてもらったものです。ヘクソカズラとは大違いです^^和風の名前ですが、南米原産の帰化植物です。名前と違って早朝・・・というより深夜に開花するようです。これは朝7時半頃に撮りました。真昼や夕方には閉じている花をよく見ますが、開いているものもあります。雌しべの先は太く4つに...

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稲の花咲く

36.0℃、体温なら平熱ですが、気温ですから暑すぎます。この時期、気温が30℃を超え、いい天気になると、イネの花が咲きます。イネの花が咲くのは午前10時か11時くらいから、約2時間です。穎(えい)が2つに割れて、中から雄しべが6本飛び出します。頴の中に隠れるようにして綿のような雌しべが見えます。雄しべの葯から花粉がこぼれ出すと、下の雌しべの柱頭にくっつき受粉します。イネは自家受粉です。短時間しか咲いていないの...

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屁糞葛と星蜂雀蛾

今朝、口吻を伸ばしてヘクソカズラの花の蜜を吸うホシホウジャク(星蜂雀蛾)と出会いました。ホシホウジャクの幼虫はヘクソカズラの葉っぱを食べて成長します。成虫になってもヘクソカズラにお世話になっているようです。ホシホウジャクはスズメガの仲間です。ガではありますが昼行性です。からだがずんぐりしていて、翅はからだの割に小さいようです。ホバリングが得意で空中にピタッと停止します。でも、翅は高速で動かしていま...

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蟻に育てられる黒小灰蝶

場所は明かさないほうがいいのかもしれませんので、但馬内としておきます。環境省のレッドリスト絶滅危惧ⅠBにランクされているクロシジミ(黒小灰蝶)です。この蝶はとってもユニークな生活をしています。卵から孵化したクロシジミの若い幼虫は、アブラムシの分泌物を摂取して大きくなります。アブラムシの分泌物はアリも頂戴していますので、その周りにはアリもいます。クロシジミの幼虫が3齢前後になると、蜜腺から蜜を出し、...

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山路の杜鵑草の作戦

林縁の草むらに今年初めてのヤマジノホトトギス(山路の杜鵑草)の花を見つけました。ポツンとひと株だけです。周辺を探してみましたが、他には見つかりませんでした。ホトトギスの胸の模様を連想させるオシャレな斑点が名前の由来です。似たものにヤマホトトギスという植物もあります。花びらから直立して、一番上で3つに分かれているのが雌しべです。紫色の斑点があります。雌しべの先端はさらに2つに割れています。その下に6本...

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ちょっとレアな大裏銀条豹紋蝶

神鍋山の噴火口の周りで、ちょっと大きめのヒョウモンチョウを見つけました。素早く飛び回り、なかなか撮らせてくれません。それでもしつこく追いかけて、やっと葉っぱに止まってくれたところです。こちらの動きを気にしているわけではないと思いますが、真正面を向いて止まりました。写真としては面白いのですが、これでは種類がわかりません。横を向いてくれました。後翅の中央に銀色の斑点が並んでいます。前翅の先端がやや尖っ...

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神鍋山の擬宝珠

神鍋山に登ってきました。頂上付近で見つけたギボウシ(擬宝珠)の一種です。オオバギボウシほど花も葉っぱも大きくありません。コバギボウシとは色が違いますし、花びらに筋も入っていません。神鍋山のてっぺんまで園芸品種が入り込んで来たのかなぁ。よくわかりません。花びらが薄い紫色の株↑もあれば、真っ白の株↓もあります。花の奥から何やらゴソゴソと後ろ向きに這い出してきました。蜜を求めて花の奥まで入り込んでいたよう...

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向日葵に来た昆虫たち

長かった梅雨もやっと明けたようです。養父市大屋町のヒマワリ(向日葵)畑です。ヒマワリには3m以上にもなる大きなものから1mにも満たないミニまで、いろいろな品種があります。ここのヒマワリは人の背丈よりもやや低い程度で、花の大きさもやや小ぶりです。しばらくいる間にいろんな昆虫たちの写真を撮ることができました。ニホンミツバチかと思いましたが、腹部のオレンジ色が強いのでセイヨウミツバチです。近所に養蜂家がお...

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珠芽で殖える鬼百合

道端にオレンジ色の大きな花のオニユリ(鬼百合)が目立ちます。花の色や形が赤鬼を連想させるのでオニユリというのだそうです。命名者に聞いてみないとわからないのですが、どの部分の形がオニなのか、よくわかりません。鬼には青鬼もいますから、アカを付けなかったのが腑に落ちません。植物の命名では大きいものにオニと付けるのがふつうですから、大きいユリの意味でないかと私は思うのですがいかがでしょう。オニユリの花粉が...

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梅雨空に咲くお椀

車で走行中、公園の樹木に大きな白い花が咲いているのを見つけました。大きなおわんのようなタイサンボク(泰山木)の花です。いままで何度も傍を通っていたのですが、背の高い木で花が咲いているのに気がつきませんでした。下から見ると↑こんな感じで、雌しべ・雄しべが見えることは少ないようです。大きな葉っぱの裏側には褐色の毛が密生しています。開花直後の花です。花の中央部に長さ5cmくらいの雌しべ・雄しべのかたまりが...

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トランペットフラワー

夏休みに入ったのに、まだ梅雨が明けません。今年の夏は水不足の心配はなさそうですが、蒸し暑い今日この頃です。雨が続くと、ノウゼンカズラ(凌霄花)の花やつぼみがたくさん落下してしまいます。派手なオレンジ色の花を咲かせるノウゼンカズラは、中国原産で平安時代に渡来したそうです。ずいぶん古くから日本の夏を彩ってきたつる性の木本です。樹木や壁に付着してつるを伸ばし、這い登ります。本来、鳥媒花で鳥に花粉を運んで...

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パッションフラワー時計草

南米原産の園芸種です。まもなく開きます。何だか複雑そうな花です。これが開くと・・・これ以外の名前は考えられないトケイソウ(時計草)です。もっとも時計が発明される前から存在しています。雌しべが3裂して、長さは同じですが長針・短針・秒針に見えます。花びら5枚とガク5枚が区別しにくいので、10枚の花びらに見えます。その内側に水平に開いている白色と紫色の構造物を副花冠といいます。これが時計の文字盤のように見え...

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暑苦しい姫檜扇水仙

散歩コースの小佐川の土手に、暑苦しいオレンジ色の花が目立ちます。ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)です。明治時代に日本に入って来たそうです。ヒオウギズイセンとヒメトウショウブの交配種だそうで、両親はともに南アフリカ原産。でも、耐寒性があり、世界中に分布を広げ野生化しているそうです。グラジオラスのようにたくさんの花が下から上へ順に咲いていきます。それにしても、炎のようなホントに暑苦しい色合いです。雄...

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紫陽花の真花

アジサイ(紫陽花)の花もそろそろ終わりかけているのに、まだ梅雨が明けません。きょうは1日中雨。時折かなり強く降っています。ガクアジサイの周りの花は装飾花で、花びらのように見えるのはガクです。中央のあまり派手でないのが本当の花(真花)です。花びら5枚、雄しべ10本、雌しべ1本で3裂というのが基本形です。日本原産のガクアジサイがヨーロッパで品種改良が重ねられてセイヨウアジサイが生まれました。装飾花を増や...

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結実しない紫片喰

暑い日中に久しぶりに散歩をしてきました。途中でにわか雨に遭いましたが・・・。散歩道にムラサキカタバミ(紫片喰)の花が咲いていました。小さいながらも綺麗な花で、江戸時代に観賞用として日本に移入されました。結実しないのですが、木子(地中にできる小球根)で無性生殖で殖えます。その繁殖力が旺盛で野生化して広がり、環境省により要注意外来生物に指定されています。ガクの先端にオレンジ色の点が見えます。これは腺点で...

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花粉まみれの姫花蜂

ダリアの花にミツバチよりも小さなハナバチが来ています。ヒメハナバチの仲間だと思うのですが、同定が難しくよくわかりません。黒くて艶があるので、クロツヤヒメハナバチでしょうか?後肢が毛深くて花粉がいっぱいくっついています。蜜も好きなようで、盛んに花の奥に頭を突っ込んでいます。後肢は花粉まみれです。かなり接近しても平気で撮らせてくれました。↓1日1回ポチッとよろしくお願いします。大変励みになっています。...

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続・ひぃらいたと思ったら・・・

連休中の「四国大落語祭」を終えて先ほど帰宅しました。金曜日から日曜日までずっと雨のため、四国では1枚も生きものの写真を撮ることがなく、人間ばかり撮っておりました。そんなわけで、きょうは先日撮ったハスの花です。ハスの花が最も美しいのは2日目と3日目だと思います。1日目の朝に開きかけた花がすぐに閉じてしまいますが、2日目の朝には美しく開きます。1日目は花托にくっついていた雄しべも、葯が開いて香りが強く...

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八重咲きの藪萱草

ノカンゾウにやや遅れて、林の縁などにヤブカンゾウ(藪萱草)が咲き始めました。人里に近いのがノカンゾウ、ちょっと離れているのがヤブカンゾウかもしれません。同じようなオレンジ系の花ですが、ヤブカンゾウは八重なのですぐに区別できます。雄しべや雌しべが花びらのように変化して八重になっています。完全に花弁化せずに雄しべが混じっている花もあります。雄しべがあってもなくても三倍体(3n)なので、結実しません。だ...

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草藤と昆虫たち

落語会の楽屋で出番待ちのときに、窓の外にクサフジ(草藤)の花が咲いているのを見つけました。着物を来たまま、ちょいと外へ出てカメラを構えていると、そこへクロマルハナバチが訪花です。花粉袋に花粉をいっぱいため込んでいます。花や葉っぱがフジに似ているからクサフジですが、フジと違って花序は垂れ下がりません。つる性で低木に巻きついて、草丈は私の身長よりも高いくらいに伸びていまいた。オオチャバネセセリもやって...

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小花蜂と捩花

ネジバナにはよく蝶がやって来ますが、花粉の運搬には役立っていそうにはありません。ネジバナのような小さな花の花粉を運ぶのはどんな昆虫だろうと思っていました。きょうはその昆虫を初めて撮ることができました。やって来たのはコハナバチの仲間でした。ミツバチよりも小さいハチです。この大きさなら小さなネジバナの花にも潜り込めます。コハナバチにはいろんな種類がありますが、詳しくはよくわかりません。そこへ、別のコハ...

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一日花、野萱草

7月に入って、田んぼの畦や溝の縁などにノカンゾウ(野萱草)が目につくようになりました。植物の写真を撮るとき、その植物の一番美しい姿を撮ろうと思うのです。しかし、ノカンゾウは萎れていたり、虫食いだったり、・・・なかないいい場面に出会えません。そこでついついアップになってしまいます。花びら6枚。中央に白いラインが入っているのが特徴です。同じ場所に生えているものでもかなり色に変化があります。真っ黄色と言って...

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ひぃらいたと思ったら・・・

落語の心中ものでよくあるセリフ・・・「蓮の葉っぱの上で所帯を持とうやないか。・・・何や雨蛙みたいな料簡起こしよる」この「雨蛙みたいな料簡」という表現が好きです。というわけで、きょうはハス(蓮)です。♪ひぃらいたひぃらいた なんの花がひぃらいた・・・と歌われているのは、これ。蓮華です。つまり、ハスの花です。春先の田んぼに咲くレンレゲソウ(ゲンゲ)ではありません。ハスの花の寿命は4日です。1日目の朝早く開花しま...

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可愛い捩花

日当たりのいい道端にネジバナ(捩花)を見つけました。よく通る場所なのですが、この場所でネジバナを見るのは初めてです。ネジバナには右巻きと左巻きが半々だそうですが、この2本も左右逆向きです。これは遺伝的に決まっているのではないということがわかっています。ネジバナの花がなぜねじれて並ぶのかという問いに、片側に花が並んだら花茎が傾いてしまうという説明がありますが、そんなことはないと思います。現に、↑こん...

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燕小灰蝶と駒繋

きのう紹介したコマツナギ(駒繋)の花ですが、別の場所の花です。コマツナギの花では、ハナバチがやって来ると、竜骨弁に隠れていた雌しべ・雄しべがパチンと跳ね上がるしくみになっているということを、きのうご紹介しました。コマツナギの花にツバメシジミ(燕小灰蝶)がやって来ました。さて、雌しべ・雄しべは跳ね上がるのか?やって来たのは翅の表面が黒っぽいので雌のようです。ツバメシジミは幼虫もコマツナギの花や蕾を食...

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駒繋の作戦

きょうは3か所の落語会に出演してきました。移動時間も長く、花にカメラを向けたのはお寺で出番を待っているほんのわずかの間だけでした。お寺の脇の日当たりのいい道端にコマツナギ(駒繋)の花が咲いていました。私の背の高さくらいになっていましたので、中国原産のトウコマツナギかもわかりません。在来のコマツナギと同一種だとも言われていますが、よくわかりません。フジの花とよく似ていますが、下向きに垂れずに上向きに...

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合歓木と黒揚羽

ネムノキに黒い蝶がやって来て盛んに蜜を探っています。カラスアゲハのような光沢がなくて、尾状突起が短いのでクロアゲハ(黒揚羽)です。アゲハの中でもよく見かける種類です。花の蜜が少ないのか、1つの花に長く止まらず、次々に花から花へと飛び回ります。後翅の表面の前縁に白い大きな斑紋がありますので、雄です。この花でやっと落ち着いて吸蜜です。↓1日1回ポチッとよろしくお願いします。大変励みになっています。植物・...

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合歓木の作戦

ピンク色のボンボンのようなネムノキ(合歓木)の花が咲き始めました。ネムノキの花は雄性先熟です。縮れたような咲き始めのネムノキの花です。淡い黄緑色の部分の先が花びらです。そこから赤紫色の雄しべが長く伸び、その先に黄色い葯があって花粉が出されています。雄の時期が終わると、雌の時期になり、白い雌しべが長く伸びてきます。この時期、雄しべの葯は目立たなくなります。こうして自家受粉を避けています。そして、もう...

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成長した軽鴨たち

出石川の下流、もうすぐ円山川に合流するというところに、いつもカルガモ(軽鴨)がいます。他のカモ類と違ってカルガモは渡りをしませんので、留鳥です。ここには6羽くらいいましたが、背中が黒っぽいのですべて雄のようです。雌はどこにいるのかというと、200mほど川上のヨシの茂みの中にいました。私が近づくと、出てくる出てくる。先頭がお母さん、それに8羽の雛たちが続きます。可愛い雛が親鳥の後をチョコチョコとついて...

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装飾花の開花

川沿いのセイヨウアジサイ(西洋紫陽花)の花がずいぶん濃い赤紫色になっていました。花のかたまりごとにアマガエルが陣取って、獲物がやって来るのを待っています。でも、目立ち過ぎるんですけど・・・。アジサイの花には2種類あって、結実する本来の花は奥に隠れています。目立つのは装飾花です。装飾花の花びらのように見えるのは、実はガクです。よく見ると、ガクの中央に小さな花びら、雄しべ、雌しべが見られるものがあります...

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可愛い紅小灰蝶

ごくありふれた蝶、ベニシジミ(紅小灰蝶、紅蜆蝶)です。いつでも撮れると思うから、ついついカメラを向けることが少なくなってしまいます。小さいけれど、美しい蝶です。顔の面積の中で目の占める割合が大きいと可愛い!という感情を呼び起こすのだそうです。ベニシジミをアップすると、ほんとうに可愛く思えます。ベニシジミには、春型と夏型があります。いま見られるのは夏型。幼虫で越冬したベニシジミが春に羽化すると、もっ...

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男爵薯の花

近所の家庭菜園にジャガイモの花が咲いています。ひと畝はメークイン系で花の時期はもう終わっています。もうひと畝の男爵薯(だんしゃくいも)系がいま淡い紫色の花盛りです。栄養をもっていかれるから、芋の収穫を上げるためには花は摘んだ方がいいという人もいます。花を摘んで傷がつくと病気になりやすいから摘まない方がいいという人もいます。どっちが正しいのか知りません。ジャガイモはナス科ですので、ナスと同じような花...

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