記事一覧

袴をはいた酔っ払い

桜花爛漫でついつい上のほうに目を奪われてしまいますが、地面にも目を向けましょう。林のふちに、バイカオウレンに混じってショウジョウバカマの花が咲いていました。 ショウジョウは大酒呑み、酔っ払い。ショウジョウバエは眼が赤いからですが、ショウジョウバカマは花が赤いからでしょうか?赤い花って、他にもいっぱいあるのに…。ロゼットの葉っぱの重なりを袴(はかま)に見立てたのでしょう。 確かに袴のように見えなくも...

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観桜の瑞風

山陽・山陰周遊コースのトワイライトエクスプレス瑞風。毎週金曜日の午後3時40分に八鹿駅を出発し、その2分後くらいにこの場所を通過します。それをねらって瑞風の通過を待っていました。 軽トラで通りかかったおじさんが「珍しい鳥でもいますか?」と声をかけてくれました。「いいえ、瑞風です」「ああ、きょうは金曜日だな。もう通った?」「いえ、もうすぐです」そんな会話を交わした直後、瑞風の近づく音が聞こえてきました...

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ソメイヨシノ開花

ソメイヨシノが開花しました。神戸よりも6日遅い開花です。しかし、このところの高温のためか、いっきに五分咲きといった感じです。 我が家の近所の小佐川の土手の桜並木は知る人ぞ知る桜の名所です。近所の人たちが桜を愛でながらウォーキングをしています。 例年、4月の入学式の頃に満開になり、桜の下で記念写真を撮る新入生の姿がありますが、今年はその前に散ってしまうのではないかと心配します。↓1日1回、ポチッ...

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枝垂れはジベレリン不足

きょう、今年初めてツバメを見ました。一昨日見たという情報もありますが、一応自分の目で見た日ということで、きょうを初見日とします。さて、養父市八鹿町のあるお宅の庭のシダレザクラです。見事に満開です。 シダレザクラはエドヒガンの枝垂れタイプ。エドヒガンとオオシマザクラのハイブリッドがソメイヨシノですから、ソメイヨシノの片親の系統です。葉っぱが出る前に花が咲くソメイヨシノの特徴は、エドヒガンの特徴を受け...

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森の妖精

森の妖精といわれるバイカオウレンを見に、篠山市本郷の松隣寺に行ってきました。寺の境内から裏山に向かう通路の両側にたくさんのバイカオウレンが自生しています。 湿り気の多い腐葉土がたっぷりの場所を好みますので、陽当たりが良すぎても悪すぎてもダメ。絶滅危惧種には指定されていませんが、なかなかお目にかかれない花です。 ウメに似ているオウレンなので、バイカオウレン。でも、花びらに見えるのはガクで、花びらは小...

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真下から見るコウノトリ

豊岡市の畑上に向かう途中、城崎大橋を渡っているときに、前方に2羽のコウノトリを発見。戸島湿地の近くです。人工巣塔もありますので、コウノトリが2羽いても不思議ではありません。しかし、人工巣塔では別のコウノトリが抱卵中のようです。2羽のコウノトリは電柱にとまったり、空中で争ったり。何やらバトルが行われています。私が橋を渡りきったときに、1羽はどこかへ飛び去っていきました。その場に残った電柱の上の1羽を...

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春の七草・その2

春の七草の1つ、スズシロ(=ダイコン)の花です。円山川の下流、円山大橋付近の堤防にハマダイコンの花が咲き始めました。 10数年前までは、春になるとカラシナの黄色い花が堤防を彩っていたのですが、最近はハマダイコンのほうが勢力を増し、黄色よりも白色の面積が多くなっています。遠目には白色なのですが、近づいて見ると、白い花もあるし、薄い紫色の花もあります。なかにはかなり濃い紫色の花をつける個体もあります。...

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サクラのつぼみ、膨らむ

神戸のほうでは、きのうサクラが開花したそうですが、こちらはまだまだ。同じ兵庫県でも北と南でずいぶん差があります。それでも、ソメイヨシノのつぼみは少し膨らんで、赤いガクが見え始めました。来週の週末には開花するでしょうか。 サクラのつぼみは、前年の夏につくられます。葉っぱで光合成をしてその栄養でつぼみを完成させておいて、長ぁい休眠に入るんです。寒い冬を経ると休眠状態が解除され、温かい春に花を咲かせます...

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黄金色の林床

朝来市佐嚢のミツマタ群生地に行ってきました。播但連絡道の朝来ICから神子畑選鉱場跡に向かう道路沿いです。スギ林の林床に黄金色の絨毯を敷き詰めたような幻想的な風景が広がります。 昨年も撮りに行きましたが、今年はこのアングルで撮ろうと前もって決めて行きました。半球状の花の集合体が下向きに咲くので、下からスギ林を見上げるように撮ってみようと。 この写真も前もってイメージしていました。陽の当たるミツマタの...

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1円玉7枚に羽がついたら

道沿いの林の中にエナガを見つけました。フワフワの小さいからだにつぶらな瞳、小さなくちばし。とにかく可愛い小鳥です。 体重は7g程度だそうです。1円玉7枚です。日本の野鳥の中で2番目に軽いのだそうです。スズメが24g程度だそうですから、いかに小さいか、軽いかがわかります。軽いだけあってチョコチョコと細かく動き回ります。なかなかじっとしてくれませんので、撮るのが大変です。 特徴的なのは長い尾羽。柄の長い...

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なごり雪

真冬に逆戻りとのことで、広い範囲で雪が降っているとのこと。でも、我が家の近所では冷たい雨が降っていますが、雪は見られません。神鍋高原に行けば、雪をかぶったウメの花でも撮れるかな?と思って、出かけてみました。しかし、神鍋も雨。朝方に降ったのでしょうか、田んぼや屋根は白くなっていましたが、雪をかぶったウメの花は見られませんでした。思い描いたようにいかないのが自然です。 冷たい雨にしっぽり濡れたウメ...

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春の土手小紋

土手のオオイヌノフグリを見ていると、着物の小紋のようです。 落語の衣装として、たくさん着物を持っています。もちろん安いものばかりですが…^^正装の黒紋付きよりも、僕は普段着として着られる小紋が好きですね。遠くから見ると無地のように見えるけれど、近づいて見ると細かい柄が入ってる!って、粋です。 オオイヌノフグリの花も、近づいて見ると、コバルトブルーの精巧な細工のある花です。葉っぱの緑色と合わさって、少...

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愛しきもの

やっと我が家のまわりでもツクシがたくさん見られるようになりました。陽当たりのいいところでは、もう胞子を飛ばしてしまっているものもありますが、場所によっては、やっと顔を出し始めたところもあります。条件によって、時期にずいぶん差があるようです。 ツクシの語源は、「愛(うつく)しきもの」だそうです。いまもそうですが、昔から可愛い!って思われてたんですね。ウツクシキモノの頭のウが消えて、ツクシキモン → ...

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春黄金花

よそのお宅のお庭ですが、サンシュユの花がみごとに咲いています。 黄色というより黄金色といったほうがいいかもしれません。輝いて見えます。葉っぱが出る前に花が咲き、花びらも雄しべもみんな黄金色ですので、木全体が黄金色です。 ブルガリアの「ヨーグルトの木」と呼ばれる木の仲間なので、サンシュユでヨーグルトがつくれます。以前、「所さんの目がテン!」でやってました。温めた牛乳の中にサンシュユの枝を入れ、保温し...

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凶作の反対語

見れば見るほど、不思議な形の花です。福知山市夜久野町の宝山のマンサクの花です。 早春に「まんず咲く」からマンサクというくらいですから、もっと早くから咲いていたはずです。ウメの花が咲く前に行けばよかった…と反省しています。もう花びらが散り始めていました。ねじれた黄色いリボンに例えられる花びらですが、錦糸卵のようにも見えます。 「まんず咲く」からマンサクというのは、牧野富太郎さんの説ですが、異説がでて...

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成虫で越冬する蝶・その2

「三寒四温」というのは、ホントは冬のことなのですが、最近はいまの時期に使うようになりました。その表現がぴったりで、今週は月曜日から木曜日がポカポカ陽気で、きょうからまた冷えるようです。しかも、朝から冷たい雨が降っています。したがって、きのうの写真です。 キタテハを見つけました。今年初めての出会いです。成虫で冬越しをしてきたので、羽がかなり傷んでいます。風雪によく耐えてきたキタテハに拍手です。 こち...

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クローンで殖えるシロバナタンポポ

温かい日が続きます。高知ではサクラが開花したとか。こちらのサクラの開花は、まだまだ先のようです。我が家の近所では2,3日前からシロバナタンポポが咲き始めました。 年中種子をばらまいているセイヨウタンポポは別として、カンサイタンポポとシロバナタンポポを比較すると、シロバナタンポポのほうが開花が早いようです。 カンサイタンポポは二倍体(2n)ですが、シロバナタンポポは五倍体(5n)です。したがって、セ...

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ネコヤナギの雌雄

1か月前に花穂を出したネコヤナギ(2月16日付)の雄花と雌花がはっきりしてきました。雄花か雌花かわからなかった銀色の花穂から、黄色や赤色に変化してきました。 雌雄異株で、それぞれ雌花、雄花を咲かせます。こちら↑が雌花、こちら↓が雄花です。 ネコヤナギはたくさんの花粉をつけるので、ミツバチが花粉集めに夢中です。蜜も多量に出すそうで、ミツバチにとってはありがたい早春のご馳走です。↓1日1回、ポチッとお...

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梅香に誘われて

いい天気で20℃を超える陽気になりました。写真には撮れませんでしたが、今年初めてモンシロチョウの成虫を見ました。ウメが咲き、あたりがいい香りに包まれています。ミツバチたちも大忙し。 あすも温かいそうです。↓1日1回、ポチッとお願いします。大変励みになっています。「拍手」もよろしく!植物・花ランキングこのブログの写真の無断使用をお断りします。...

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分けることは分かること

桂枝雀師匠のマクラで、「分けることは分かること」というのがありました。病気を分類するという話でしたが、植物でも同じことです。とってもよく似た植物の違いを見つけることで、理解が深まります。 以前に紹介したタネツケバナ(3月7日付)にとってもよく似たミチタネツケバナです。1970年代にヨーロッパから日本に入り込んで来たそうですが、一気に勢力を拡大しています。在来のタネツケバナが田んぼに生えているのに対して...

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シカが食べない馬酔木

道路を車で走りながら、道路沿いの林の中にアセビの花が目立つようになりました。八鹿町と出石町の境界の浅間トンネルの出石側の林には、たくさんアセビが見られます。このあたり、よくシカと遭遇するところです。 ↑この写真の低木はほとんどがアセビです。 アセビの花はつぼのような形をした可憐な花です。可愛い花ですが、毒があります。 アセビは漢字で「馬酔木」と書きます。ウマが葉っぱを食べて酔ったようにふらついたか...

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春を告げる鮮黄色

我が家の近くの日当たりのいい土手にセイヨウアブラナが咲きました。鮮やかな黄色の花がよく目立ちます。 いよいよ春だなぁと感じさせてくれるのですが、風はまだ冷たいです。 ↓1日1回、ポチッとお願いします。大変励みになっています。「拍手」もよろしく!植物・花ランキングこのブログの写真の無断使用をお断りします。...

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薄明薄暮性のはず

雨の降る中、円山川の中州にシカがいました。JR八鹿駅の近く、車がたくさん行き交う国道沿いです。シカは泳ぐのが上手ですから、向こう岸から泳いで中州に来たものと思われます。 この時期、ここに1頭か2頭のシカがいるのを見るのは珍しくはありません。2頭しか写っていませんが、少し離れたところにもう2頭、計4頭いました。いずれも雌です。枯れたアシの間に生えてきた緑色の草を食べているようです。 本来、シカは明...

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早春の花の前座さん

川沿いの土手に咲く早春の花の代表は、オオイヌノフグリとヒメオドリコソウ。そして、このホトケノザ。 地域によって違うかもしれませんが、我が家の近辺では、①オオイヌノフグリ、②ヒメオドリコソウ、③ホトケノザ の順に現れます。 落語会でいうと、この3種類が前座さんのようなものです。いずれも可愛らしい花です。目立つこともありません。やがて咲く春の真打ちたちが登場する前に、春の雰囲気をつくってくれる花たちです...

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種浸けの季節

田んぼにタネツケバナの花が咲き始めました。可愛らしい白い花です。 この花が咲くと、ぼちぼち稲作りの作業が始まります。まずは、苗代にまく籾種を水に浸けて眠りから覚めさせ、発芽を促すことからです。 発芽には水も必要ですが、酸素も必要です。1日1回水から出して酸素を与えます。これを何日間か繰り返します。この作業を「種浸け」といいます。 種浸けをする頃に花を咲かせるので、タネツケバナ。…というよりも、この...

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まだ楽しめるセツブンソウ

丹波市青垣町の3か所の「節分草まつり」のうち、森地区が最も遅い開催日になっています。最初の東芦田地区の「節分草まつり」から3週間も遅く、節分どころかもう啓蟄です。 森地区のセツブンソウ自生地は地形的に日照時間が短いため、咲き始めるのが遅いのです。きょうも4時過ぎに訪れたのですが、もう日陰になってしまっていました。 しかし、3か所のうち、ここが最も広い自生地です。たくさんのセツブンソウがかたまって咲...

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続・ヒメオドリコソウの戦略

「ヒメオドリコソウの戦略」(3月2日)で書いたことの証拠を撮ることができました。ヒメオドリコソウの花に蜜を吸いにやってきたハチに花粉を運ばせる瞬間の証拠写真です。 ヒメオドリコソウの小さな花をアップすると、↑こんな唇のような形をしています。上唇にあたる花びらの内側に4本の雄しべがあり、その先に葯があって花粉が詰まっています。雌しべは見えにくいですが、花の内部に1本あります。 ヒメオドリコソウの花に...

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残雪の雑木林

車のクーラーをONにするくらいのポカポカ陽気になりました。豊岡市竹野町の海岸までドライブし、周辺を散策してきました。 竹野海岸から猫崎半島へ。海岸にはあまり人の姿もなく、静かです。巣材をくわえたトビがゆっくり輪を描いておりました。 きょうの陽気でかなり雪解けが進みましたが、竹野町椒(はじかみ)と日高町太田(ただ)にかけての雑木林にはまだかなり雪が残っています。 この景色はきょうでおしまいかな。でも、...

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ウグイス初鳴き、ウメ開花

きょう、今年初めてウグイスのさえずりを聞きました。「ホーホケキョ」と上手に鳴いていましたが、姿は見せてくれませんでした。 こちらはウメの花。我が家の近隣のウメの木の中で最も早く咲く木ですが、例年より開花が遅いように思います。 まだ、咲き始めたばかりでつぼみがたくさんあります。 奈良時代は「花見」というのは、ウメの花を愛でることだったそうです。平安時代になって、サクラにその座を奪われたようですが、香...

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ヒメオドリコソウの戦略

いま、川沿いの土手に見られる花は、オオイヌノフグリとこのヒメオドリコソウです。 オオイヌノフグリもヒメオドリコソウも、ともにヨーロッパ原産で、明治時代に日本に入ってきた植物。つまり、江戸時代のこの季節には、土手にはあまり花はなかったと想像できます。 ヒメオドリコソウの小さな花をアップすると…上側の花びらの内側に、オレンジ色の4個の葯が見えます。この中に花粉が詰まっています。蜜を吸おうとハチが頭を突...

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カワラヒワのカップル

春一番か、二番か知りませんが、強い風の吹く1日でした。まだ眠ったまんまのサクラの木の枝に、カワラヒワが2羽。いまごろのカワラヒワは群れでいることが多いのですが、雌雄の2羽だけでした。繁殖期はまだ早いのですが、もうカップルになっているのでしょうか。 こちら↑が雄。こちら↓が雌です。頭部が灰色っぽいので区別できます。 スズメとツバメくらいしか鳥の名前を知らなかった僕が、最初に覚えたのがこのカワラヒワです...

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