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記事一覧

デルタ翼機のような蝶

林の縁のススキの葉の上にキマダラセセリ(黄斑挵)を見つけました。日本では北海道から沖縄まで広く分布する蝶ですが、頻繁に見かけるわけではありません。黒色と黄色のまだら模様のセセリチョウです。セセリチョウの仲間は頭でっかちで翅が小さく、あまり蝶らしくない蝶です。でも、バタフライ(butterfly)って「バター+昆虫」です。色から言えば蝶の代表かな?止まっているときの羽の広げ方がデルタ翼のジェット機のようです...

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田君川の河蜻蛉

きょうは午後から激しい雨です。東北北部まで梅雨入りしたというのに、近畿地方の梅雨入りはまだ発表されていません。そんなわけで、きょうは先日撮った写真です。バイカモの田君川で見つけたニホンカワトンボ(日本河蜻蛉)の雄です。清流に棲むカワトンボで橙色の翅が特徴です。翅の付け根は色が付いていません。本来は中流域に棲むカワトンボですが、海からわずか約4kmで見られるのがいいですね。それどころか・・・ミヤマカワト...

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臭くないカメムシ

昨年から今年にかけてカメムシが多くて辟易しておりました。ところが、このカメムシは臭くないんです。アカスジカメムシ(赤条亀虫)です。ハナウドの花の上で見つけました。ハナウドなどのセリ科の植物を食草としていて、花の蜜や種子の汁を食べます。葉っぱの上にもいて、茎の汁を吸っているようでした。黒地に赤いスジか、赤地に黒いスジかわかりませんが、なかなか個性的な色使いです。この目立つ色彩で、鳥に「食べても美味し...

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春の蝶、薄羽白蝶

神鍋山の登山道のやや開けた日当たりのいいところにウスバシロチョウ(薄羽白蝶)がいました。ハルザキヤマガラシの花の蜜がお気に入りのようです。蝶にとっては外来種も在来種も関係ありません。蜜が美味しければいいのです。ウスバシロチョウという名前ですが、モンシロチョウなどの仲間ではなくアゲハの仲間です。白黒のモノトーンの美しい蝶です。北海道~四国に分布していて九州にはいないそうで、北方系の蝶のようです。その...

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夏の茱萸と春の蝶

初夏に赤い果実をつけるナツグミ(夏茱萸)が淡い黄色の花を咲かせています。 ガクが筒状になった萼筒(がくとう)があり、その表面に赤っぽい褐色の斑点が見られます。この斑点をルーペで拡大すると、勲章のような形をしています。鱗状毛といいます。これがあるのがグミの特徴です。鱗状毛は葉っぱにもあります。葉っぱの表面の鱗状毛は銀色、裏面には褐色の鱗状毛も混じります。 ナツグミの果実は鳥の好物ですが、蜜も昆虫に人...

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春だけの出会い

「うちの庭にアマナの花が咲いたよ。撮るかい」と言われてお邪魔しました。でも、そこに咲いていたのはハナニラの花でした。調べてみたら、ハナニラの別名がセイヨウアマナ。まんざら間違いでもありませんでした。 セイヨウというもののハナニラは南米(アルゼンチン)原産。園芸植物として明治時代に日本にやって来たそうです。繁殖力が旺盛で庭から逃げ出して、あちこちで野生化しています。 英語では「スプリング・スターフラ...

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細くて扁平な虻

きのうのセリバオウレンに来たホソヒラタアブ(細扁虻)の続きです。ヒラタアブって平田さんが発見したのでそう呼ぶのだと思い込んでいました。腹部が扁平なので、平たいアブの意味なのだそうです。ホソヒラタアブはさらに腹部が細いから、細い平たいアブ。早い話が頭でっかち。 アブは双翅目。つまり、羽が2枚です。したがって、ハチの仲間ではなくて、ハエの仲間です。でも、ハチと勘違いして刺されるのではないかと心配する人...

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梅と日本蜜蜂

きのうの三ッ塚史跡公園のウメの花の続きです。165本もウメの木がありますので、まだ二分咲きのもの、五分咲きのものなど、さまざまです。ウメの木の下にいくと香りの強いものと弱いものがあるのがわかります。 香りの強いものにはミツバチがよく来るようです。まだ2月、ウメの花の数に比べてミツバチの数は少なく、次から次へと飛び回っています。1か所に長居をしないので、なかなか落ち着いて撮らせてくれません。 やって来...

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姫赤立羽の越冬

きのう紹介した師走のヒマワリ畑で、ヒメアカタテハ(姫赤立羽)と出会いました。 南方系の蝶なので本来は寒さに弱いはずですが、最近は12月でも見かけるようになりました。  蝶には、蛹で越冬するもの、卵で越冬するもの、成虫で越冬するものなどがいます。同じタテハチョウのアカタテハやキタテハは成虫で越冬しますが、南方系のヒメアカタテハの成虫は越冬能力を欠くとも言われてきました。しかし、ヒメアカタテハも本州...

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師走の紋黄蝶

きのうよりは気温が下がり、やっと12月らしくなってきましたが、まだ平年より高いのだそうです。暖かさに誘われてキタキチョウが舞っているのかと思ったら、モンキチョウでした。ホトケノザの花で吸蜜中です。 キタキチョウなら成虫で越冬しますので、珍しくはないのですが、幼虫で越冬するモンキチョウが12月に飛んでいるというのは貴重ではないかと・・・^^ モンキチョウの複眼の色って魅力的です。黄緑色に濃い群青色の斑点。こ...

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