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記事一覧

秋の七草・萩

神鍋山に登ってきました。山頂のヤマハギ(山萩)です。たぶん。ハギの仲間にはいろいろあって、園芸品種もあり、その交雑種もあってややこしいのです。ハギの中で最も一般的な野生種がヤマハギで、単にハギといえばヤマハギをさします。花期が長くて、7月から咲いています。いつが満開なのか、よくわかりません。昔から日本人はハギを愛でてきたんですね。万葉集で最もたくさん詠まれているのは、ウメでもサクラでもなくハギだそ...

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貴重な蜜源、藪枯らし

きのうのオモダカに続いて、きょうも嫌われ者を紹介します。ヤブカラシ(藪枯らし)です。つる植物でいろんなものに巻きついて葉を茂らせます。生命力旺盛で藪を覆い尽くして枯らしてしまうということからの命名です。ヤブカラシの花は目立ちません。開花後すぐに花びらを落としてしまいます。オレンジ色の部分は花びらではなくて、花盤とよばれる盤状の花托です。4枚の花びら、4本の雄しべはすでに落ちてしまい、花盤の中央に1...

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水田雑草・澤高

水田の雑草、嫌われ者のオモダカ(澤高)です。嫌われ者なのですが、家紋にも使われます。その点では人気者です。矢尻形の葉っぱがカッコいいのと、生命力があり逞しいということからでしょう。雄花と雌花があり、雌雄同株です。こちら↑は雌花。1つの株の下の方に雌花がつきます。小さな白い3枚の花びらの中央にたくさんの雌しべが集まっています。一方、こちら↑は雄花。雄しべがたくさんあります。雌花より上の方につきます。コ...

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臭木の作戦

クサギ(臭木)という名前は葉っぱが臭いからということからの命名です。しかし、恐るおそる葉っぱを揉んで匂いを嗅いでみても、特に嫌な臭いはしません。季節によるのでしょうか。気の毒な命名だと思います。花はむしろいい匂いがします。その匂いに誘われたのか、アゲハが訪花していました。残念ながら撮ることができませんでしたが・・・。クサギの咲き始めは、↑この写真の右側の花のように4本の雄しべがピンと伸びています。雌し...

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お盆に咲く狐の剃刀

林の縁にキツネノカミソリ(狐の剃刀)が鮮やかなオレンジ色の花を咲かせています。ヒガンバナの仲間で、地面からニョキッと花茎だけを伸ばしていて、葉っぱがありません。ヒガンバナは花が終わったあとの晩秋に葉っぱを伸ばしますが、キツネノカミソリは春に葉っぱを伸ばして夏には葉っぱを落としてしまいます。ヒガンバナは名前の通りお彼岸の頃に、このキツネノカミソリはお盆の頃に花を咲かせます。ヒガンバナのことを別名、キ...

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赤い果実2019・その3

香住海岸の三田浜は、遠浅でファミリー向けの穴場的な海水浴場です。そのビーチと駐車場の間のサンゴジュ(珊瑚樹)が赤い果実を実らせています。公園や街路にもよく植えられている樹木です。赤い果実から赤い珊瑚をイメージしたところからの命名でしょうが、どうもピンときません。もともと海岸沿いに多い樹木ですから自生しているものかもしれませんし、潮風に強いので防風用に植栽されたものかもしれません。ガマズミの仲間です...

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百日紅の作戦

散れば咲き 散れば咲きして 百日紅 (加賀千代女)狩人に 追いかけられて さるすべり (落語「魚の狂句」)夏から初秋まで長く花が楽しめるので「百日紅」とよばれますが、1つの花がずっと咲いているというわけではなくて、次々に新しい花が開いていきます。加賀千代女の観察眼は素晴らしい。クマバチが花粉を求めてやってきました。縮れた花びら6枚、雌しべ1本、雄しべがたくさん。つぼみの中に小さく小さく畳み込んで、...

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花筏の黒い果実

「花筏」という古典落語があります。この噺で花筏は大坂相撲の大関の名前です。主役のはずの花筏は一言も発せず、そのにせものが活躍する滑稽噺です。この噺から四股名をもらった力士がいますが、この噺の元になった力士はいないようです。とすると、この噺の作者が四股名を思いついたことになります。水面に散った桜の花びらのことも「花筏」と言いますが、散ったものを四股名にするのは縁起が悪そうですので、もしかするとこの植...

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赤い果実2019・その2

道路脇の林縁に自生しているヤブデマリ(薮手毬)の赤い果実を見つけました。6月に花を咲かせていたのに、もう果実が赤くなっています。しかし、赤いのはまだ熟していなくて、秋になり黒紫色になったのが熟した状態です。ヤブデマリの花はガクアジサイに似ていて、小さな両性花のまわりに白く大きな装飾花があります。装飾花は結実しないので、目立たなかった両性花がいま赤い果実となって目立っています。ヤブデマリを園芸用に改...

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車軸のような車花

今朝も5時からウォーキング。きのうより涼しく感じました。川沿いの散歩コースをけっこうたくさんの方が歩いておられます。そんな中で花を見つけたら、しゃがみ込んで撮影。通りかかった方は何を撮っているんだろうと覗き込んで行かれます。特に珍しいというわけではありません。道端のクルマバナ(車花)です。花が輪生しているように集まって咲きます。本当は輪生しているわけではないのですが、そう見えるのでこういうのを「仮...

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