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記事一覧

蜘蛛の円網

朝、林の中で綺麗なクモの網を見つけました。クモの種類はよくわかりません。いわゆる「円網」が朝陽を受けてキラキラと輝いています。夜の間に獲物がかかったため、網の一部が壊れています。中心から放射状に伸びる糸を「縦糸」、同心円状に張られた糸を「横糸」と言います。粘り気があるのは横糸。網の中央付近には横糸はありません。クモは網の中央にいて、獲物が網にかかると、縦糸を使って移動します。↑こちらは網を張る途中...

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朱雀洞の赤手蟹

玄武洞公園では、玄武洞と青龍洞が見応えがあります。玄武洞、青龍洞ほどではありませんが、北朱雀洞・南朱雀洞にもぜひ行って欲しいです。見て欲しいのは、柱状節理ではなくて、カニですけれど^^岩と岩の隙間にアカテガニ(赤手蟹)がたくさんいます。円山川下流域の人たちにはお馴染みのカニのようですが、サワガニしか知らない上流域の我々にはびっくりする大きさです。名前の通り、はさみが赤色です。頭胸部を覆う甲羅(頭胸甲...

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紫陽花と蜘蛛たち

雨上がりのアジサイの葉っぱの上で、面白い形のクモを見つけました。オスクロハエトリ(雄黒蠅捕)というハエトリグモの仲間です。雌雄で全く色が異なり、雌は白色と褐色の縦線が入っていますが、雄は真っ黒。名前の通り、ハエを捕まえて食べます。他のクモも獲物にします。腹部は長めだし、脚は短いし、クモらしくない体型をしています。こちらはハナグモ(花蜘蛛)の仲間でしょうか。クモの種類はよくわかりません。まだ幼いのか...

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氷柱の蜘蛛

今朝の気温は氷点下5℃。雪解け水がツララになっています。そのツララに小さなゴミがついていると思ったら、ゴミではなくてクモでした。変温動物といっても、体温と外気温はイコールではありません。体内で代謝が行われているので、ある程度は外気温より高くなっているはずです。しかし、それでも氷の上で動き回っているのですから、かなりの耐寒性の持ち主です。それだけでなく、ツララから糸を垂らしたのには驚きました。クモの...

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松葉ガニ

カニの季節になりました。但馬の漁港で水揚げされるズワイガニは「松葉ガニ」と呼ばれます。同じズワイガニでも福井県の越前地方で水揚げされれば「越前ガニ」です。ズワイガニは日本海にもオホーツク海にも生息します。でも、オホーツク海で捕れたズワイガニを但馬で売っても「松葉ガニ」ではありません。丹後半島~島根県沖の日本海に生息するズワイガニだけを「松葉ガニ」と呼ぶのだそうです。もちろん、冷凍ではなく生きた状態...

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プロフィール

丹馬

Author:丹馬
落語と授業の合い間に生き物を中心とした写真を撮っています。
兵庫県の北部・中部がおもなフィールドです。

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