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記事一覧

名残り紅葉

豊岡市の神武山に登ってきました。山といっても標高49mですから、簡単に頂上に登れます。頂上の本丸からは豊岡の市街地を一望できます。桜の名所の神武山には、イロハモミジ(伊呂波紅葉)も植えられています。ほとんど葉を落としていますが、まだ残っているところも。今年最後の紅葉巡りです。↓1日1回、ポチッとお願いします。大変励みになっています。植物・花ランキング このブログの写真の無断使用をお断りします。...

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西洋蒲公英に来た師走の蝶たち

この季節に花を咲かせているのは、ヤツデ(八手)だけではありません。セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)も咲いています。一年中ですが・・・。きょうの日中はポカポカ陽気で、たくさんの蝶と出会いました。↑キタテハ(黄立羽)です。成虫で越冬します。ふだんは枯れ葉などにまぎれてじっとしていますが、こんな日は蜜を求めてお出かけ。成虫で越冬する蝶にとって、セイヨウタンポポは蜜を提供してくれるありがたい存在です。こちらでは...

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続々・八手に来た昆虫たち

まだ続きます、ヤツデ(八手)に来た昆虫たち。ヤツデにはいろんなアブがやって来ます。きのうは、アミハナアブ、キゴシハナアブ、オオヒヒヒラタアブを紹介しました。きょうは、ヤツデにやって来た、その他のアブの仲間です。↑シマハナアブ(縞花虻)。腹部だけでなく、胸部に縞模様があります。からだの表面にいっぱい花粉をつけていますので、ヤツデの受粉にかなり貢献しているようです。↑ナミホシヒラタアブ(並星扁虻)。胸部...

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続・八手に来た昆虫たち

花が少ないこの時期、ヤツデ(八手)の花にはたくさんの昆虫たちがやって来ます。やって来るアブの仲間も多種類です。↑よく見かけるナミハナアブ(並花虻)。でも、12月に見かけるのは珍しいかもしれません。↑キゴシハナアブ(黄腰花虻)。胸に黄色と黒色の縦縞模様。阪神タイガースのようなアブです。こちらも例年の活動期間を過ぎているように思います。↑オオヒメヒラタアブ(大姫扁虻)。お尻のヒトの顔のような、矢印のような...

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八手に来た昆虫たち

ヤツデ(八手)が花を咲かせています。花の少ないこの時期に花を咲かせることで、気温が高い日はたくさんの昆虫たちが訪問してくれます。いちばん多く見られたのがハエ。八手の受粉にかなり貢献していると思われます。似たものが多く、種名がわかりません。ハナバエ(花蝿)の仲間としておきます。ヒメアカタテハ(姫赤立羽)も来て吸蜜中です。ヒメアカタテハは成虫で越冬すると言われたり、幼虫で越冬すると言われたりしています...

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師走の褄黒豹紋

今朝はよく冷えましたが、日中は良い天気でポカポカ陽気。ウォーキング中にツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)に出会いました。南方系の蝶で、以前は「近畿以西に分布する」と言われていました。地球温暖化で分布域を北に広げ、いまは東北地方にまで進出しているそうです。図鑑には「成虫は4~11月に見られる」と書かれていますが、この通り12月でも元気です。きょう、最も多く見かけた蝶がツマグロヒョウモンです。着実に地球温暖化...

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紅葉黄葉巡り2023・その14

豊岡市日高町の隆国寺にお邪魔してきました。イロハモミジ(伊呂波紅葉)がいい感じに色づいています。師走だけど、やっと晩秋という感じ。門をくぐって左手のほうの庭が綺麗に色づいています。足もとは紅色と黄色の落ち葉の絨毯。所在地:兵庫県豊岡市日高町荒川22 隆国寺アクセス:北近畿豊岡自動車道の日高神鍋高原ICから国道482号を西へ。4.7km、車で7分。↓1日1回、ポチッとお願いします。大変励みになっています。植物・花...

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師走の秋茜

師走だというのにアキアカネ(秋茜)が飛んでいるのを見ました。1匹だけではありません。たくさん飛んでいます。しかも、神鍋山の山頂付近。雄どうしで追いかけあったりしていて、元気なこと。こちらは雌。日だまりで体温を上げているようです。12月になっても頑張ってるんですね。ちょっとした発見でうれしかった。こういう姿を見ると「自分も頑張らなくっちゃ!」って思います。落ち葉とアキアカネ。いままで撮ったことがないと...

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半分雪

久しぶりに神鍋山に登ってきました。雪が降ればスキー場として賑わうのですが、いまは誰もいません。ときどき鳥の声が聞こえるくらい。↑神鍋山から望む万場スキー場。↓こちらは奥神鍋スキー場。ゲレンデの上のほうには雪がありますが、下のほうは草地。落語に「半分雪」というネタがあります。謙遜をテーマにしたネタなので意味が違いますが、ふと思い出しました。↓1日1回、ポチッとお願いします。大変励みになっています。植物...

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晩秋の蛾

朝、玄関の郵便受けの上に珍客がありました。枯れ葉とともにおいでくださったのは、ウスタビガ(薄手火蛾、薄足袋蛾)の雌。たいていのガはもうとっくに姿を消しているのに、10~11月に活動するガです。ヤママユガの仲間の中では小さいほうだそうですが、それでも10cmくらいあります。ガは嫌われ者かもしれませんが、このガは綺麗で、もふもふです。無毒ですし、無害です。手のひらに乗せてやるとモゾモゾと動いていました。こんな...

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今朝はよく冷え込みました。表に出てみると、地面が真っ白になるほど、霜が降りていました。朝陽があたると見ているうちに解けていきます。ほんの一瞬だけ見られる、朝陽を浴びている霜のついた植物たちです。地表の物体が氷点下になると、空気中の水蒸気が凍ってしまいます。液体を飛び越して、気体から固体になるんですね。昇華です。その固体が、朝陽の熱で液体に変わり、キラキラと輝きます。モノトーンの世界かと思ったら、案...

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干し柿

よそのお宅ですが、軒先に干し柿が吊るされていました。お正月前あたりから美味しくなります。なぜか太めの荷造り紐で、高さをそろえて丁寧にぶら下げられています。きっと几帳面な方なのでしょう…^^渋柿は、生で食べる甘柿よりも甘味成分が多いのだそうです。天日にさらして渋味を抜くことで、強い甘味が感じられるようになります。表面につく白い粉は結晶化した糖分です。↓1日1回、ポチッとお願いします。大変励みになっていま...

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天空の竹田城址

天空の城を見ようと、きのうは落語仲間11人とともに朝来市和田山町の藤和峠へ。竹田城址のビュースポットとして知られる立雲峡の反対側に位置します。車で行ける穴場のビュースポットです。午前9時44分着。いま、まさに雲海の中に竹田城址が浮かび上がった瞬間でした。絶景に「おぉー!」と歓声があがり、案内人としてホッとしたのもつかの間…○「で、竹田城はどこ?」私「どこ?って、正面に見えてるでしょ」○「えー、見えへん。ど...

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続・野路菊に来た昆虫たち

ノジギク(野路菊)にはいろんな昆虫たちがやって来ます。↑キタテハ(黄立羽)。成虫で越冬します。暖かい日は蜜を吸って栄養補給。↑キゴシハナアブ(黄腰花虻)の雌。複眼の斑模様が特徴です。落ち葉の下などで、やはり成虫で越冬します。↑ツマグロキンバエ(褄黒金蠅)。こちらも複眼が特徴的で、緑色の縞模様があります。そして、こちらも冬でも暖かい日は活発に飛び回ります。↓1日1回、ポチッとお願いします。大変励みになっ...

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野路菊に来た昆虫たち

兵庫県はノジギク(野路菊)の分布の最東端、最北端です。発見し命名したのは、牧野富太郎先生。兵庫県の花は、ノジギク(野路菊)です。でも、自生するのは、瀬戸内だけ。当地のものはすべて栽培されているものです。花の少ないこの時期、昆虫たちにとっては蜜や花粉を提供してくれる貴重な植物です。↑ニホンミツバチ(日本蜜蜂)がやって来ました。↑ミツバチに似ていますが、シマハナアブ(縞花虻)の雌。針も毒も持っていません...

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紅葉黄葉巡り2023・その13

「植村直己冒険館」の紅葉です。黄葉していたユリノキ(百合の木)はもうすっかり葉を落としています。ドウダンツツジ(灯台躑躅)とイロハモミジ(いろは紅葉)が見頃です。カシ(樫)の木の下では、子どもたちがドングリを拾っていました。空には秋のうろこ雲。所在地:兵庫県豊岡市日高町伊府785 植村直己冒険館アクセス:北近畿豊岡自動車道の日高神鍋高原ICから西へ3km。車で5分。 ↓1日1回、ポチッとお願いします。大変...

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紅葉黄葉巡り2023・その12

朝来市の和田山中央文化公園のメタセコイア並木です。例年ならもう少し赤味が強くなってから落葉するのですが、さて今年はどうなることやら。あすから急に冷え込むという予報です。メタセコイアやケヤキの場合は、褐色になるので「褐葉」と呼ばれます。寒くなってクロロフィルが分解され、相対的にカロチノイドが目立ってくるのが「黄葉」。クロロフィルが分解されるとともに、アントシアニンが合成されるのが「紅葉」。そして、ク...

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プロフィール

丹馬

Author:丹馬
落語と授業の合い間に生き物を中心とした写真を撮っています。
兵庫県の北部・中部がおもなフィールドです。

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